語学

方言に憧れている私。

あのね、方言がうらやましくてしょうがないんです。。。
ライブで同じようなMCをしていても、関西弁で言った方が何かおもろいし。

九州の方言が特に暖かくて好き。数年前の「解夏」というさだまさしさん原作の映画や、今もって大流行中の「東京タワー」の小説やドラマ、言葉がとても暖かく何だかとても癒されるのです。「オカン、オカン」と連発しているのに嫌味ではない。これが標準語だったらどうなんだろう?もっとマザコンに感じるんじゃないのかなぁ~とか考えたり。
最近良く耳にする東国原知事の演説も、宮崎弁を交えて、郷土愛にあふれている感じがして素敵でした。

横浜生まれで3歳で川崎に引越し、小学校3年生の時、父の転勤で大阪府高槻市に引っ越した私。
引っ越して来た初日、社交的な兄は早速近所の子達と遊びに行き、家に帰って来るなり、ちゃうで~!と大阪弁を連発していました。
それに引き換え、引っ込み思案だった私はいつまで経っても頑なに標準語を話し続け、何やお前、気取ってるなぁ!大阪弁、しゃべってみぃ!といじめられたりしていました。
その後、一年ほどでまた転勤で東京都大田区に引越し、関東圏内に戻ってきてしまったのですが、結局最後まで人前で大阪弁を話すことはありませんでした。

「相手と仲良くしたいなら、自分から相手の文化に一歩、歩み寄ることが大事。現地の言葉で歌い、現地の言葉で話しかけることを大切にしています。」

今現在、アジアの国で音楽活動をしていて、いつも繰り返し言っている言葉。
それは、こんな小学生の頃の体験が活かされているのかも知れない、と思うのでした。
中国でも方言はたくさんあって、その土地で方言をステージのMCに取り入れたりするとドッと受けたりするのです。大阪弁、しゃべってみぃ!」と言ってた男の子に、その姿を見せてやりたいくらいやわ、ほんまに

今月の24日、ラオスの歌姫・アルーナが来日して、25日愛知県田原市で、26日東京・六本木で一緒にコンサートをします。
ラオス語はタイ語とそっくりで、ラオス人はタイのテレビもよく見ていてタイ語が分かるけど、タイ人からすると、ラオス語はちょっと垢抜けない感じなのだそう。
でも、それが「可愛い」感じがして、タイのバラエティでもラオス人のタレントを出演させたりしている、という話を聞きました。そのうち、ラオス語は癒される!なんてブームになったりして??
何だか響きが可愛いんですよ!
ボーペニャン(気にしない)」「ニャンコ ボフー(なんにも知らない)」とかとか。

ぜひぜひ、アルーナの生の可愛いラオス語の歌を聴きに来てくださいね!!

(下手うまイラスト by しのん画伯)

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