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「ゼロ・ダーク・サーティ」観ました。

あっという間に3月。
花粉症も始まり、毎日むずむずとしています

いくつか見たい映画がたまっていたのですが、その中の一本、「ゼロ・ダーク・サーティ」を見て来ました

宣伝でご存知の通り、ビン・ラディンを追い詰めた一人の女性を追った実話に基づくストーリー
第82回アカデミー賞を総なめにした作品、「ハート・ロッカー」を撮った女流監督、キャスリン・ビグローの作品で、前回も「極限まで追いつめられる事」または「棺桶」を意味する軍用語「ハート・ロッカー」をタイトルにしていましたが、今回のタイトル「ゼロ・ダーク・サーティ」も軍隊用語で、ビン・ラディンを殺害した軍事作戦の決行時刻である「真夜中の0時30分」を意味するそうです。

2時間半を超えるこの作品は、前回の「ハート・ロッカー」同様、華やかさの欠片もない地味でリアルな映像ですが、世界を震撼させた9.11テロからビン・ラディンを追い詰めて殺害に至るまで、何度も挫折を乗り越えてビン・ラディンを追い詰めて行く様子を興味深く見ました。

主人公のマヤ「情熱」を通り越した「執念」、これが周りを動かし作戦の決行、成功に導きます。
作戦決行前は、自分をなかなか信用しない上司に詰め寄って、
“Are you out of your fucking mind?(お前、気でもおかしくなったか?)”
みたいな事を言われますが(正確なセリフは定かではありませんが)、そこまでの執念が必要なんだなぁ。。。

その執念には感動しましたが、ビン・ラディンを殺害した現場には、女性や子供達もたくさんいて。。。
この現場を見た子供達が大きくなった時には、また報復があるんじゃないだろうか。。。「負の連鎖」は続いて行くかも知れないなぁ。。。とちょっと怖くなりました。。。

予告編はこちら。


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