映画・ドラマ・広告・舞台・アニメ

香港映画『九龍城寨之圍城』5月1日公開!

5月1日に公開予定の香港映画『九龍城寨之圍城(TWILIGHT OF THE WARRIOR : WALLED IN)』。当社で劇伴の巨匠・川井憲次さんをコーディネートさせていただきました!

すでに今年5月のカンヌ国際映画祭「ミッドナイト・スクリーニング部門」に招待されることも決まっています。

憲次さんの音楽の入った最終トレイラーはこちら!

実は、川井憲次さんとの作品は、
1.「かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート」(2005年)
2.「イップ・マン序章(葉問)」 (2008年)
3.「イップ・マン 葉問(葉問2)」(2010年)
4.「楊家将~烈士七兄弟の伝説~」(2013年)
5.「イップ・マン 継承(葉問3)」(2015年)
6.「イップ・マン4 (葉問4)完結編」(2019年)
7.「リンボ」(2021年)

に引き続き、ありがたいことに『九龍城寨之圍城』で8作目。

レコーディングにも立ち会わせていただき、いつもながら、とってもカッコ良くて感動しました!

ちなみに、九龍城寨(ガウロンセンザーイ)と言うのは、1994年に取り壊された、香港の九龍城地区に建てられていた伝説的な巨大スラム街のこと。はるか昔は本当にお城の砦だったのだそう。
イギリス領時代の香港でも、ここの地区は香港政府、イギリス政府、中国政府、どこも管理出来ない「三不管(サァンバッグーン)」と呼ばれる危険な無法地帯。子供だった老公も、親から「絶対立ち入ってはダメ」と言われていたのだそうです。

私も「クーロン城」っていう言葉は聞いたことありましたが、詳しくは知らなくて、この映画のお話を受けてから、色々と調べて、調べれば調べるほど、怖いもの見たさで興味が沸いてしまいました。
この映画の中では、そんな危険なスラム地区が巨額な美術で再現されています。

↓こちらで、実際の興味深い写真が見られます!
今はなき香港のスラム街「九龍城砦」に魅入られた写真家が切り取った世界(Business Insider)

本作品のプロデューサーは長いお付き合いのWilson Yipウィルソン・イップ)監督
そう、「監督」と呼んでしまうほど、イップ・マン」シリーズなどの大ヒットシリーズを手掛ける香港の著名監督、プロデューサー。上のNo.1~3、5~6は、Wilsonの監督作品。
うちの老公がWilson監督の日本エージェントをやっていて、私も一緒に香港に行くと、監督夫妻と4人でご飯を食べに行くような家族ぐるみの仲で、今も他に2作品、進行中の映画の音楽や制作で一緒にお仕事させてもらっています。

そして今作の監督は、つい一昨日、香港のアカデミー賞と言われる「第42回香港電影金像獎」《命案》という作品で『最優秀監督賞』を受賞したSoi Cheang(ソイ・チェン)監督
上のリスト、No.7のリンボはソイ・チェン監督の作品で、音楽コーディネートとキャスティングのお仕事をさせていただきました。
ソイ・チェン監督と老公とは1998年のレオン・ライ主演の映画「新恋愛世紀-ラブ・ジェネレーション」の日本撮影からの20年以上の付き合い。
大監督なのに気さくな方で、うちの近所の世田谷の小っちゃな焼き鳥屋さんまで来てくださって、一緒にご飯を食べたこともあります。

また、今回のアクション監督は谷垣健治さん。
健治さんも老公の古い友人で、私もかれこれ20年近いお付き合いになるのですが、単身香港に渡り、今では香港映画界はもちろん、ハリウッドや日本の映画界でも大活躍のアクション監督、監督さんです。日本では特に『るろうに剣心』シリーズのアクション監督でも知られています。
昔、健治さんが夢中で話す映画の話に引き込まれて、その話が理解したくて、一年に百本以上の映画を見ていた時期がありました。

今回の仮編集を見た時に、サモハン・キンポールイス・クーなどの、すごい香港映画のスターたち、監督、スタッフたちの中に混じって、このすごいアクションを健治さんが監督しているんだなぁ~と思ったら、同じ日本人として誇らしく、感動してじーんとしながら見ていました

これがアクションに焦点を当てたメイキング映像。広東語ですが、健治さんのインタビューもあります。今回はアクション初心者の役者さんもたくさんいたようですね。
それを全然感じさせないカッコいいアクションシーン満載!
役者さん達から「Kenji san」と呼ばれているのが、リスペクトを感じますね。

ちなみに2年前、健治さんに金萬福さんのYouTubeのゲストで出ていただいて、その時に香港からメッセージ動画を撮って送ってくださったのですが、その撮影場所、『九龍城寨之圍城』の現場でした(笑)
お忙しいのに、ありがとうございました!
ぜひ、リラックスした健治さんもご覧ください^^

二人の日本の素晴らしいKenjiさんが参加したこの作品
大ヒット間違いなしです!楽しみにしていてください!

早く日本に来ないかなぁ~!!!!!

アーカイブ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA