アジア

香港映画『智齒 Limbo(リンボ)』第40屆香港電影金像獎で4部門を受賞!

2016年から話を受けて、当社でキャスティング、音楽コーディネートをさせていただいた香港映画、『智齒 Limbo(リンボ)』。「智齒」とは、広東語で「親知らず」の意味。

この作品は、当社代表(老公)と親交の深い香港の大監督、Wilson Yipウィルソン・イップ)さんがプロデュース、これまた老公と付き合いの長い、Soi Cheang(ソイ・チェン)さんが監督。スタッフも長い付き合いの人が多い作品でした。

この作品は、ベルリン映画祭を皮切りに、昨年の3月に東京国際映画祭でも上映され、そして今年の第40屆香港電影金像獎、いわゆる香港アカデミー賞にもノミネートされました。
今回参加作品の中で最多の14部門でノミネートされていて、音楽をお願いした川井憲次さんもノミネートされていましたが、惜しくも受賞なりませんでした。残念!
でも、4部門で最優秀賞を受賞。

(最優秀主演女優)
(最優秀脚本)
(最優秀美術)

(最優秀撮影)

Soi Cheang監督は、コロナ禍の前は来日して打合せされたりしていて、一緒に焼き鳥屋さんに行ったり、お話しさせていただきましたが、音楽はちょうどコロナ禍真っ最中でのレコーディングだったので、監督が来日できず、リモートで。
私は配信元のスタジオで立ち会わせていただきましたが、オーケストラの皆さん、歌い手の皆さん、もちろんそれを率いる川井憲次さん、エンジニアさんたちも、皆さん素晴らしかったです!
そしてね、そのレコーディングで歌われたのが、おおたか静流さん!!生でレコーディングを拝聴出来て、ワクワクしました!とっても素敵でした~!!

そして、キャスティングさせていただいたのは、Wilson Yip監督の「イップマン・序章」から引き続き、池内博之さん。今回主演の林家棟(ラム・カートン)さんとは、前作から仲良し。カートンさんは日本の演歌がお好きで、老公が上海でイップマンの撮影中、
「カートンが欲しいって言うから、買ってくれないかな?」
と演歌のCDを何枚か買って送ったほど。親日家の俳優さんです。
ちなみに、カートンさんは、今回主演で2作品、ノミネートされていました!すごい!

コロナ禍でいくつか合作の話も飛びましたが、また香港映画やりたいなぁ~!

ちなみに、当社は、Wilson Yip監督の日本のエージェントでもあります。
日本との合作で、またWilson監督作品を作りたいでーす!

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