アジア

長い一日その2 ☆俳優・渋谷天馬さんと☆

シャンソンショーが終わった後、中国で活躍する俳優さん、渋谷天馬さんとお会いしました

天馬さんは私もお手伝いをした2009年の香港アカデミー受賞作品「一代宗師・葉問に出演していて、今や中国で売れっ子の日本人俳優です。

今、一時帰国で東京に戻って来ていらっしゃるのですが、何と夜中の2時まで!おしゃべりしちゃいました!
だって、お話が面白いんだもん!!

やっぱり行くと住むでは大違いで、ちょこっと行くだけの私なんかとは比べ物もならないほど色々大変な事を経験されているし、「中国の現場あるある」みたいな共通しているお話もあれば、音楽とまた違って映画の現場は全然違うから、すごい面白かったです!

何度も爆笑したんですが、一番面白かったのが、「中国人の撤収の早さは世界一」だという話。
そこは、うんうん、確かに早いですよね!とうなずいて聞いていたのですが、その内容がすごい!
天馬さんがまだ中国で役者のお仕事を始めたばかりの頃、日本軍の役で、夜通し郊外の荒野で撮影だった時に、あまりにスタッフの撤収が早くて、荒野に軍服姿のまま置き去りにされたんだとか(笑)
パスポートやお財布は何と!もう立ち去ったロケバス内のカバンの中
中国で物を置き忘れたら最後!出て来ない!のが常識。
慌てて他のチームを捕まえてブチ切れながら北京へ戻ると、北京はちょうど通勤ラッシュ
渋滞の車の群れの中、いらいらと心配している軍服姿の天馬さんを、他の車内の通勤客は皆ギョッと二度見しながら通り過ぎて行くんだって!!(笑)
そんなこんなでロケ隊に追いつき、運よく貴重品を回収できたのだそうです。

またある時は、急遽泊りになったロケ地で、翌朝メイクさんに一番にシェーバーを借りて、ひげを剃り終わった天馬さん。次に借りた役者さんがちょうど片側半分だけ剃り終わったところでシェイバーの電池が切れた!周りには電池を買えるようなお店もなく、
「没電了(電池なくなった)!」
って事で、しょうがないからそのまま片側からだけ撮影したんだって(笑)
天馬さんはその辺りも見越して、一番にシェーバーを借りる約束をしてたんだそうです!すごいよね、そんなことまで役者さんが自分で先を読んで動かないといけないんだもん

基本は「自分の身は自分で守る!」
日本では役者さんのロケ弁はもちろん確保されて、足りなかったら制作のスタッフが買いに行ったりするのですが、中国では撮影中の忙しい役者さんや監督をさしおいて、暇な下っ端助監督とかが真っ先に食べちゃって、撮り終わった時にはご飯がなかったりするんだって!(笑)
今ではもう付き人がいるので、そんな事はなくなったそうですが、以前はそのために非常食を持ち歩いていたし、針と糸とか身の回りの何もかも自分でちゃんと持っていたそうです。
いや~、本当にたくましい!

その他にも面白い話たくさんあったのですが、役者さんだから表現力もあるし、お話も上手だからもう大笑い!
その時は必死ですごい大変な話ほど、振り返ると笑い話になるんですよね~

現在日本でも公開中の「イップマン葉問」、これが5,000人動員すれば天馬さんが出演されている「イップマン葉問 序章」も日本で公開される予定なのだとか。
みんな、応援してね~

(天馬さんと。)

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