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高知でロケされた香港映画『久別重逢 Last Song for You』12月公開!

今日は音楽ではなく、映像制作のお仕事の話。

今年の12月に香港で公開が決まった香港映画、『久別重逢 Last Song for You』。
うちの会社でエージェントを務める香港映画界の巨匠・Wilson Yip監督プロデュースの、この映画の一部を日本で撮影出来ないか、と、この映画の同じくプロデューサーで、長いお付き合いのLam Lam(Pang Yuk Lam)さんから連絡いただき、昨年の9月頃から動いていました。

私は個人的には映像関係の仕事はずっと2005年から携わってはいるのですが、心配性で早起きが苦手、睡眠不足だと吐き気がするほどの頭痛がし、重いものは持てないし、運転も出来ない。。。そんなポンコツな私はロケ現場では皆さんの足手まといになるだけなので、いつも現場に行くのは、ロケハンやロケ準備の時だけ。後はプロフェッショナルなスタッフの皆さん達にお任せして後方支援をする、いわゆる「半分制作」、「半分デスク」スタイルで、今回も同じ。

(もちろん、自分が歌う現場は、寝不足だろうと何だろうと頑張りますよ!(笑))

もらった日本パートの脚本から、いくつかロケ地候補を挙げると、その中から、今回の監督さんであるJill Leung監督ご自身も思い入れのある高知県がロケ地に選ばれました。

10月から私はロケハン、ロケ準備と2度高知入り、日本側のプロデューサーである老公は、香港側プロデューサーとのロケハンや、ロケも含めて4度高知入りし、12月に高知ロケを実施しました。

高知県、実は初めて行ったのですが、東西に長~~く広がっていて、海沿いを車で何度も往復しました。
10~11月でも温かく、さすが南国土佐
海が涙が出るほど綺麗で、人もみんな穏やかで優しくて、魅力的な場所でした。
そして、漫画王国だったんですね!

「アンパンマン」やなせたかし先生はじめ、「毎日かあさん」西原理恵子先生、「深夜食堂」安倍夜郎先生・・・

まだまだたくさんいらっしゃるので、興味のある方は、漫画王国・土佐のサイトを見てみてください。びっくりするほど、高知県出身の漫画家さんが多いんです。

高知駅付近で、丸顔仲間のアンパンマンと。

高知では、色々素敵な場所をロケハンしました。今回の撮影ではロケ地に選ばれなかった場所もすごく素敵だったので、映画が公開されてから、また色々ご紹介しますね。

香港映画「久別重逢 Last Song for You」
予告編はこちら!↓

主演:鄭伊健(イーキン・チェン)、陳卓賢(イアン・チャン)、 許恩怡(ナタリー・スー) 蔡思韵(セシリア・チョイ)
監督/脚本:梁禮彥(ジル・リョン)
監製|葉偉信(ウィルソン・イップ)、彭玉琳(パン・ユック・ラム)

Starring: Ekin Cheng, Ian Chan, Natalie Hsu, Cecilia Choi
Director/Writer: Jill Leung
Producer: Wilson Yip, Pang Yuk Lam

主演の鄭伊健(イーキン・チェン)さんは、映画「カムイ外伝」にも出演されているので日本でも知名度の高い、香港のスター俳優で、歌手としても有名です。
そしてイーキンさんの若い頃を演じるのが、陳卓賢(イアン・チャン)さん。香港の人気グループ、MIRRORのメンバーの一人で、音楽の実力はグループ内No.1の呼び声も高いです。
予告編へのコメントを見ても、この二人の事を「兩位男神(二人のアイドル)の共演だ!」と楽しみにしているファンの書き込みにあふれています。

私が地味~に上げたインスタにですら、イアンさんのファンが数百人、イイネ!をしてくれるほど、人気は凄まじいです。

Jill Leung監督はWilson Yip監督の「イップマン」シリーズや、「SPL」シリーズでも脚本を担当している、脚本家出身の新世代の監督で、今回記念すべき初監督作品となります。

下のビジュアルはアジア最大級の映像コンテンツ見本市「香港フィルマート」に出品した時のポスター。
高知の美しい海が電車の車窓から光っていて、私は個人的にこちらのポスターの方がお気に入りです。

せっかく日本でロケしたんだから、日本でも公開して欲しいなぁ~~~!!

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