昨年から、とある香港映画の音楽をコーディネート中なのですが、音楽が入る事によって映像の感動が増す素晴らしさ、「音楽の力」を改めて実感しています
映像がもともと良いのはもちろん、そこにプラスされる作曲家さんの感性、才能。。。本当に素晴らしいです。。。
その逆で、映画によって、もともと知っていた音楽を更に好きになる事もあります。
例えば、2009年のフランスの映画「オーケストラ!」
かつて、ロシア・ボリショイ交響楽団の天才指揮者だったアンドレイは楽団を解雇され、30年に渡り劇場清掃員として働いていたのですが、ある日、清掃中にパリのシャトレ座から送られてきた出演依頼のFaxを見つけ、偽のオーケストラを結成!
パリへ出向くのですが、多くのトラブルに見舞われる。。。というストーリー。
主演はロシアの名優・アレクセイ・グシコフという方で、何とも哀愁漂うお芝居が素敵なのですが、受け入れ先のシャトレ座の支配人・デュプレシスを務めるのは、トランスポーターシリーズのタルコーニ警部でおなじみのフランソワ・ベルレアンじゃないですか!
彼が出て来てから、更にテンション・アップ!
そして、幾多のトラブルに見舞われる偽オーケストラですが、最後には感動的なシーンが。。。
そこで演奏される曲は、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
この超有名な楽曲が改めて新鮮に聴けて、そして更に大好きになる感動のラストシーンなのです。
Youtubeにアップされてたから載せちゃおう!
これから映画見たい人はちょっとネタバレですから、注意してね!!
いいねぇ~チャイコフスキー。。。。
「音楽の力」はもちろん、「映画の力」も再認識させられた作品です。
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