週末は友人で仕事仲間の結婚式。
友達は香港人のヘアメイクさん。CMの仕事やイベントなどでもお世話になっています。
彼女が香港系カナダ人男性と結婚したので、ゲストはほとんど外国人。
そこでは日本人の私はマイノリティで、会場は英語、広東語、北京語が飛び交い、プチ海外旅行気分でした。
安藤忠雄氏デザインの教会にて挙式。
式の会場は安藤忠雄氏建築・デザインの『21世紀キリスト教会』。広尾の閑静な住宅街の中に建つ、いかにも安藤忠雄さんというコンクリートの外観。(雨だったので、外観は撮影しませんでしたが。)
チャペルはこんな感じ。
私は幼稚園も、そして通っていたクリスチャンの小学校もカトリックだったので、学校のイベントなどで良く行っていた教会はステンドグラスがキラキラしていましたが、ここはプロテスタントの教会なので、シンプルな趣。シンプルだけど、雨とは言え、縦長のガラスから差し込む光が美しい、三角形のチャペルです。
隠れ教会マニアの私は嬉しい♪
同じく、安藤忠雄さんデザインで有名な「光の教会(茨木春日丘教会)」は、一回行ってみたいけれど、色々大変な事情があって、臨時休業状態なんだそうです。。。
ちなみに、ゴスペルを歌うのはプロテスタントなので、ゴスペルのクワイアに入っていた時期は、プロテスタントのシンプルな教会で歌ったりしたことも何度かありました。
と言っても、私、まったくクリスチャンじゃないんですけどね(^^;
香港的結婚式のご祝儀は?
式の後は、青山のレストランでパーティ。
さぁ、受付でお祝いを渡そうと思ったら、
「お祝いは本人に渡してください」
と。なるほど、ここも日本式ではないのね。
今回、香港出身の老公(旦那さん)と二人で香港系のお二人の式にお呼ばれしたので、お祝いの金額に悩みました。
調べてみると、香港は夫婦二人でお呼ばれした時の相場が、800~1,000香港ドル(今の相場で、14,000円弱~17,000円ちょいくらい)だそう。
うーん、ここは日本だし、日本に住む二人の式だから、それじゃ安すぎるよね?と悩んだ挙句、日本式の相場、夫婦二人で7万円を参考に、香港でも日本でも縁起の良い「八」という数字で、8万円包んで行ったのです。
本人達にお祝いを渡してひと段落、くつろいでいたのですが、パーティの途中で二人がやって来て、私たちが渡した袋を取り出し、
「香港式の『回来(ウィロイ:お返し)』です」
と老公に渡したのです。
びっくりして聞いたら、ご祝儀の一部をいただいて、お返しする香港式のお返しなんだとか。。。
帰って開けて見ると、6万円も戻って来ていて。。
えーー!これじゃ、お祝いを渡してないも同じじゃん!本当にそんな習慣あるんだろうか?気を遣っているんじゃないかなぁ?と気が咎めてしまいました。。
そんなこんなで、日本にいながら、カルチャーショックを受けたしのんでした。
そうそう、同席になった台湾人の男性と話していて、彼は日本での結婚式参加は初体験だそう。
『日本式の着物を着た式を予想していたけど、洋装なんだね』
と言われました。
なるほど、外国人が想像する日本の結婚式のイメージは、まだ和装なのね~
温かい、良いお式でした。可愛い友人が、旦那様と末永く幸せでありますように~♪