日本

石の里、大谷にて。

宇都宮と言えば「餃子」

・・・くらいしか印象はなかったのですが、せっかく行くから色々調べてみました!

そしたら、「大谷石」という約2000万年前の火山活動で生まれた凝灰岩の産地、大谷町が宇都宮にあるという事で行ってみよう!という事になりました。

その前に、ホテルのそばにある大谷石で出来た素敵な教会カトリック松が峰教会を訪れました。

祭壇も石造りです。後ろにはパイプオルガン!

幼稚園と小学校がカトリックだったので、旅先では教会があると必ず見に行っちゃいます
母も趣味でステンドグラスを作るので、カトリックの教会を見るのが大好き

その後、いざ、本場の大谷町
街に入ると、石造りの建物がより増えて行きます。
目指す大谷資料館のそばには、荘厳な景色が楽しめる大谷景観公園が。

そして、一番楽しみな大谷資料館に到着。
3.11東北大震災の後、大事をとって2年休んだそうですが、今は再開されています
駐車場もすでに素敵な景色です

いよいよ地下採掘場跡である資料館の中に入りますが、「天然冷蔵庫」と言われ、昔は実際、食糧の貯蔵庫代わりにもなっていた内部のこの日の温度は9℃
入口で毛布を借りて、ガイドさんの案内で内部へ。。。

長い階段を下りて行くと、どんどん気温が下がり。。。。

下にはこんな素敵な地下空間が。。。

大谷石は柔らかくて加工しやすいのに、地震や火に強いんですって!
アメリカの建築家、ライトによって設計された旧・帝国ホテルはライトの強い要望で大谷石で建築され、竣工翌年の1923年に関東大震災が東京を襲った時も、周りはほとんど倒壊したのに、帝国ホテルだけ壊れなかったのだそうです。
しかも、大谷石で作った建物は、夏は涼しく、冬はあたたかいのだとか。
見た目も味があるし、魅力的な素材ですね!!

中では何と、結婚式やコンサートも出来ます。
これがステージ。

少し声を出してみると、天然のリバーヴがきいて、ライブやったらすごい気持ち良さそう
(ここで演奏経験のあるミュージシャンに聴くと、結構演奏するのは音響的に大変だ、と言ってました)
コンサートだけでなく、映画やミュージックビデオの撮影も良く行われているそうです。
すごい素敵な空間でした~

その後、弘法大師によって開かれた大谷寺(大谷観音)をお詣り。

岩壁に囲まれた本堂の中には、撮影禁止でお見せできないのが残念ですが、岩に掘られた高さ4mの千手観音(国の重要文化財)や、数々の観音様が彫られていて、見事でした!!

この後、宇都宮を後にして、足利、佐野へ。。。(つづく)

アーカイブ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA