アジア

GYPSY QUEEN Road to Asia Online 過去のアジア公演に見る日本との仕事の仕方の違い

バンドの活動を映像と写真とトークで紹介するGYPSY QUEEN Road to Asia 2020 Online
緊急事態宣言の出ていた自粛期間中に、ライブ以外に何か発信出来ることがないか?
探っていた時に、以前FMラジオでレギュラーを持っていた番組のオンライン化を思いついたのがきっかけ。GQのFacebookページでお届けしています。

やってみると、意外と自分達の活動の歴史(20年目ですからね!)を振り返る良い機会にもなり、古いライブの映像も何とか掘り起こせないか?実家に眠っていたミニDVのビデオカメラを送ってもらったりしています。果たして若かりししのんが蘇るのか?

私達のツアーはメジャーな方々と違って、本当に少人数で現地の人たちと作っているコンサート
それだけに音響や機材を含め、連絡したものがそろっていなかったり、当然あるべきものがステージになかったり。2001年の中国公演では、何とステージに「電源」がなくて、『电源(ディェン ユェン)』という中国語をメンバー全員が覚えたりしました!

あと、日本では本番から逆算した設営やリハーサルのスケジュールを組むので、リハに行くと、設営や演奏の環境がほぼ整っているのは当たり前。でもアジアでは、自分たちがリハーサルしている間にステージをトンテンカンテン、と工事していたり、自分たちが入るのと同時に音響スタッフが入って準備がそれから始まって延々と待たされたり。。。
ある時は、「いつ取り付けるんだろう?」と思っていた看板が、本番終わっても地面に落ちていたこともあります!(笑)

そういう意味でステージ環境は色々大変だったりしますが、その分、日本では経験できないような現場をたくさん経験させてもらっていると思います。時代が進むにつれ、そんな経験も減っていくと思うので、コロナが明けてもマイペースで、その貴重な経験を記録として残していけたらなぁ~と思っています。
皆さんも是非、私達の笑える話(時々真面目です)と共に、観光では知り得ないアジア旅行をしてみませんか?

最新版はVol.7はこちら。カンボジアでのコンサートの話です。

首都プノンペンに着くまで、現地の担当者と連絡がなかなか取れず、こちらの必要事項は淡々と送っていましたが、返事がまったくなかったのです。ここまでは良くあるパターンです。
ところが、着いてみるとすべて私たちが要求したものはきちんと用意されていて、何の心配も要らなかった、というアジアでの公演では珍しかったパターンです。

その上、失敗してしまったのは自分たちの方だったという、後半は今では笑い話になっている失敗談です。
是非、笑いながらご覧ください!

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