元々エッグタルトが大好きで、香港に行くたびに必ず食べています。
中でも特に好きなのが、サクサクのパイ生地が美味しい「葡撻(ポータン)」と呼ばれるマカオ式のエッグタルト、葡式蛋撻(ポルトガル風エッグタルト)
マカオはかつてポルトガル領だったので、ポルトガル由来のスイーツがあるんですね。

調べてみると、香港式エッグタルトのルーツには、いくつかの説があるようです。

1920年代の広州で、西洋のカスタードタルトをもとに広東式のエッグタルトが作られ、その後、広州の菓子職人たちによって香港へ伝えられたという説があります。一方で、ポルトガルからマカオを経由してイギリス領の香港へ伝わってアフタヌーンティーのお菓子として定着した、ともいわれており、さまざまな食文化の影響を受けながら、香港独自の香港式エッグタルト「蛋撻(ダンタ)」へと発展していったようです。

当時、サクサクとしたパイ生地を作るために使うバターは高価だったため、香港ではバターの代わりにラードを使い、中国式の折り込み技法を取り入れた生地が作られるようになったのだとか。

それが、香港式エッグタルトでよく見かける、何層にも重なったサクサクの酥皮(パイ生地)タイプです。香港ではこのほかに、クッキーのような生地を使った曲奇皮(クッキー生地)タイプも親しまれています。

一方、私が特に好きなマカオの「葡撻」は、ポルトガルのパステル・デ・ナタをもとに、マカオで独自に発展したエッグタルトなのだそうです。

日本で食べられるエッグタルトは、蛋撻タイプが多く、なかなかパイ生地のものには巡り合えません。たま~に「アンドリューのエッグタルト」を冷凍で買い、お家で温めては喜んで食べていました。
ちなみにこちらは、原材料を見ると、バターではなく、植物油脂が使われているよう。

ところが先日、都内に本場ポルトガル風のエッグタルトを売っているお店があると知り、
「食べたーい!」
と老公(夫)に情報を共有。
すると、老公がお店の近くを車で通りかかった時に、ふと思い出して買ってきてくれました!わーい!

お店は、富ヶ谷にあるナタ・デ・クリスチアノ
ポルトガルでは、エッグタルトのことを「パステル・デ・ナタ(Pastel de Nata)」と呼ぶそうです。

そのまま食べてももちろん美味しいのですが、温め直して食べたら……

マジ、サイコー!

外側のパイ生地はサクサク、クリームはとろりとしていて、まさに私が食べたかったエッグタルトでした。
サイトを見たら、ナタ・デ・クリスチアノのパステル・デ・ナタには、しっかりバターが使われています。

今度はぜひお店に行って、エッグタルト以外のお菓子も食べてみたいです!

お取り寄せも出来るそうです!↓
さとうこうじのさとう商店

ナタ・デ・クリスチアノ
東京都渋谷区富ケ谷1丁目14−16 スタンフォードコート 103
TEL:03-6804-9723