アジアツアーやレコーディングが一段落した先週末、プライベートで広島に行ってきました。
何で広島なのかというと、大学の同級生が住んでいるから。と言っても、彼女が広島出身なわけではなく、彼女の旦那さんが広島に赴任したから。転勤だから、いつまで広島にいるか分からないし、今のうちに行っておこう!ともう一人の同級生と盛り上がり、いざ広島へ。
小学生の時に一度、家族で旅行に行っているけど、きちんと大人の目で見るのは初めて。(正確にはOL時代出張で数度行ってるけど、観光する時間はなかった)まずは広島平和記念公園へ。
2002年にモンゴルで公演した時に、モンゴル語で「広島の少女の折鶴」という曲を歌いました。これは、広島の原爆で被爆した少女、佐々木貞子さん(原爆の子の像のモデル)が、千羽鶴を折れば病気は治ると信じて鶴を折り続けたけど、願い叶わず亡くなってしまった、そのことを可愛そうに思ったあるモンゴル人が作った歌で、モンゴル人なら誰でも知っている曲。
世界唯一の核被爆国である日本人の多くがその事実を忘れかけているのに、遠く離れたモンゴルの地で、日本の悲惨な原爆の歌が歌い継がれている。その事に感動した私は、モンゴルの人達に感謝の意を込めてその曲を歌いました。そうしたら会場はウェーブでの大合唱!その時の感動は、今思い出しても涙が出るほど。
そんなことまで走馬灯のように蘇って来ました。
そして翌日訪れたのが宮島。
世界文化遺産の厳島神社(広島に住む同級生Akoちゃんと。)は、今は水位が低く、海に浮かんでいるような思ってたイメージとちょっと違いました。
また、宮島にはもみじまんじゅう屋さんがたくさんあるのですが、ちょっと変わった揚げもみじまんじゅうでティータイム(東京から一緒に行った同級生Yokoと。)。揚げたてはなかなかのお味でした。
その他にもお好み焼きや牡蠣や穴子の美味しいお店に連れて行ってもらったり、友人の3歳の子供と元気に遊んで、すっかり広島ステイを満喫したのですが、宮島があまりに寒くて、すっかり風邪をひいてしまいました。。。
ツアー行く前にも大風邪ひいて、ラオスですっかり治ったのだけど、またあったかい東南アジアに行かないと治らないかなぁ、と思っている今日この頃です。。。けほけほ