日本案内2026春④ ~大津から浜松へ~
桜の時期の京都はホテルも混み合っていて、なかなか良いホテルが見つからず。
富裕層の観光業をしている友人に相談したところ、
「大津もいいよ!」
と教えてもらい、一路、大津へ。
初めての大津ステイ。
大津では琵琶湖のほとりにそびえたつ、びわ湖大津プリンスホテルを予約しました。


大津もまだ桜には少し早い時期で、そこは残念でしたが、部屋の窓から見える琵琶湖は、さすが日本最大の湖。
広々としていて壮大で、とても素敵な眺めでした。

お部屋もゆったりしていて、外国人であふれる京都の喧騒から少し離れて、ほっと一息つけるような滞在に。


ただ、ホテルの周りにはあまり遊ぶところがなく、見るところは、夜のホテルのライトアップくらい。


となると、やっぱり楽しみは食事です。
大津といえば、やはり 近江牛!
ということで、明治初期に近江牛の名を広めた、宮内庁御用達の近江牛専門レストラン松喜屋さんへお連れしました。
松喜屋さんは、明治16年(1883年)に日本の近江牛すき焼き屋の元祖として、東京で「松喜屋」を開店したお店なのだそう。
当時は「すき焼きは銀座の松喜屋」と言われていたそうで、それならやっぱりすき焼きにしよう、ということに。


皆さん、「元祖のすき焼き」に期待していたのですが……。
もちろん美味しかったですが、味やコスパを考えると、東京で食べるすき焼きと大きくは変わらないかな、という印象も少しありました。
さらに、すき焼きを作っていただく接客の感じなどは、むしろ今半さんなどの方がワンランク上かも…というのが、みんなの正直な感想でした。(ごめんなさい!)
でも、「近江牛を本場で食べる」という体験そのものは、旅の思い出として満足しました!
松喜屋
滋賀県大津市唐橋町14-17
3月29日 浜松へ移動。
翌朝は、眺めの良いホテルのブッフェで朝食をいただき、いざ浜松へ移動です。

途中、桜が綺麗なスターバックスに寄ろうと、名神高速道路の多賀SAで休憩。

ただ、やっぱりここも桜はまだいまいち。
13年前に訪れた時は、こんなに綺麗に咲いていたのに……と思うと、少し残念でした。
スターバックス・コーヒー 多賀サービスエリア上り線店
滋賀県犬上郡多賀町敏満寺62-2 名神高速道路 多賀サービスエリア上り線内
とはいえ、ランチを楽しんだり、

トリックアートのような楽しいスポットもあり、写真を撮ったりしながら、しばし休憩。



こういう寄り道も、車旅の楽しさですね~。
浜松では、以前宿泊したことのある、はままつフラワーパーク近くの舘山寺温泉のホテル「浜名湖グランドホテルさざなみ館」に泊まりたかったのですが、そちらは動物と一緒に宿泊できるホテルに変わっていたため、今回は 浜名湖レークサイドプラザ に宿泊することにしました。

翌日からの天気予報もあまり良くなさそうだったので、
「それなら今日のうちに、はままつフラワーパークの夜桜を見に行こう!」
ということに。
夜のフラワーパークは、桜を中心に、色とりどりのお花がライトアップされて、とても綺麗で、幻想的な雰囲気を楽しむことができました。





綺麗な夜景とお花を満喫したあとは、夕食のお店探し。
いくつか電話してみたものの、営業時間が終わっていたり、満席だったりとなかなか決まらず。
そんな中で見つけたのが、母娘で営んでいるこぢんまりとした飲み屋さんでした。
小さなお店には、先に飲んでいるお客さんが二人ほど。
案内された個室は、お店というより、お家のリビングのような空間で、最初は少し不安に……。(ごめんなさい!)
でも、そんな心配はすぐに吹き飛びました。
お母さんが作るご飯が、どれも本当に美味しい!
しかもコスパも良く、家庭的で温かい雰囲気もあって、香港の皆さんもすっかり楽しんでくれました!ほっ!
予定通りにいかないことも多い旅ですが、こういう偶然の出会いこそ、あとから振り返ると一番記憶に残っていたりします。
暖乃(のんの)
静岡県浜松市浜名区三ヶ日町三ヶ日745-9
3月30日 桜を求めて。
雨予報だったこの日。
ところが朝起きてみると、なんと晴れていました!
「それなら、またフラワーパークに行こう!」
と、すぐに予定を変更。
ただ、宿泊していた浜名湖レークサイドプラザの朝食会場は大混雑。かなり待ち時間がありそうだったので、とりあえず朝食はあきらめて出発することにしました。
香港の方は、せっかちというか、待つのがあまり好きではない方が多い気がします。
旅の途中でも、「並ぶくらいなら次へ行こう!」という判断が早い(笑)。
ということで、ご飯に向かったのは、浜名湖サービスエリア。
まだ開いているお店が少なく、朝食はまさかの朝ラーメンになりました(笑)。

サービスエリアから見える浜名湖の景色がとても綺麗で、悠々と空を飛ぶ鳥の姿も美しく、朝から気持ちの良い時間になりました。


その後、今度は昼のはままつフラワーパークへ。
到着してまずは、園内をぐるりと一周するフラワートレインに乗りました。
電車から眺める桜と春の花々のコラボレーションが本当に綺麗で、思わず、
「夢の国だなぁ」
と感じるほど。




桜だけでなく、色とりどりの春の花が一緒に咲いていて、どこを見ても華やか。
前日の幻想的な夜桜とはまた違う、明るく幸せな春の景色を楽しむことができました。
フラワーパーク内のレストランは混んでいたので、待ちたくないご一行(笑)は、昼食は外で取ることに。
向かったのは NEOPASA浜松。
またまたサービスエリアです(笑)。
私は小さめのちらし寿司をいただきました。

香港には、日本のように綺麗で、食事も買い物も楽しめるサービスエリアがあまりないそうで、どこのサービスエリアに行っても皆さん結構喜んでくれます。
確かに、日本のサービスエリアは、ただの休憩場所ではなく、ちょっとした観光スポットのような楽しさがありますよね。
そして次に向かったのは、静岡の桜の名所「家山の桜トンネル」。
桜を求めて、静岡県島田市まで足を延ばしました。
車を走らせていくと、山の上に突然、桜のトンネルが現れました。
道の両側に咲く桜がふわっと視界に広がり、まさに春の中へ吸い込まれていくような景色です。




その近くでは、地元の農家の方々がお茶を販売していました。
立ち寄ってみると、丁寧にお茶を淹れてくださり、ほっとひと息。

せっかくなので、お茶をいただいたお礼も兼ねて、3パックほど購入しました。
帰ってお家で飲んでみると、その中のこだま園の「川根茶 くき茶一号」が、これまたとても美味しくてびっくり。
苦みが少なく、緑茶の苦みが、それほど得意ではない私でもすっかり気に入り、今も美味しくいただいています。
天気予報では雨だったのに、思いがけず晴れてくれた一日。
まさに「桜を求めて」走った、春らしい一日になりました。
たっぷり桜を楽しんだあとの夕食は、ホテルのそばにあって、通りがかる度に気になっていたうなぎ屋さん 「うなぎ千草」 へ。
お店の前には車がたくさん停まっていて、とても賑わっている様子。
これはきっと美味しいに違いない……!と期待しながら向かいました。
少し待ちましたが、その甲斐あって、美味しいうなぎにありつくことができて感動。
ふっくらとしたうなぎに、香ばしいタレ。浜松に来たら、やっぱりうなぎは外せません。
特上はうなぎも2段になっています。

私はひつまぶしにしました。

さらに嬉しかったのが、うなぎが苦手なゲストにもぴったりのメニューがあったこと。
その方は、うなぎの骨がチクチクする感じが苦手なのですが、うなぎのタレがかかったご飯は好き、とのこと。
そんな方が大喜びしていたのが、ステーキ重 でした。

静岡県産の和牛ステーキに、うなぎのタレをかけた一品で、これがめちゃくちゃ美味しかったそう。
「これ最高!明日も食べたい!」と、とても喜んでくれていました。
うなぎ屋さんで、うなぎ好きも、うなぎが苦手な人も満足できる。
地元の人たちに愛されている、とても美味しいお店でした。
うなぎ千草
静岡県浜松市北区三ヶ日町鵺代4-1
3月31日 雨の一日。
この日は、あいにくの雨。
外での桜散策はあきらめて、ホテルでゆっくり朝ごはんを食べ、のんびり過ごすことにしました。
旅が続くと、どうしても毎日予定を詰め込みがちですが、こういう雨の日の休息も大事ですね。
お昼は、前日に行ってすっかりみんな気に入ったうなぎ千草さんへ、もう一度行くことに。
遅めの時間帯は予約できなかったので、この日もかなり待ちましたが、普段は待つのが苦手な香港の皆さんも、
「これは待つ価値があるんだ!」
と待っていました。
前日に続いて、みんなで美味しいうなぎとステーキ重を楽しみました。
私はうなぎミニを注文。それでも大満足!

その後は、ホテルのロビーのカフェでゆっくりしたり、

雨でも楽しめるイオン浜松志都呂店へ行ったり、ホテルの温泉にのんびり入ったり。

以前作った香港の有名お菓子屋さん「東海道」のCMを思い出しました。
思い切り観光していただくことはできませんでしたが、久しぶりにのんびりできた一日でした。
旅の途中に、こういう余白のある時間があると、少し体も気持ちも整います。
浜松で桜を追いかけ、美味しいうなぎにも出会い、雨の日はゆっくり休んで。
そして翌日はいよいよ東京へ向かいます。
