映画『拝啓アシタ DEAR TOMORROW』日本公開!感動の舞台挨拶。
今日9月26日、私たちがほんの一部ですが、制作に協力した、デンマーク・日本・スウェーデン合作のドキュメンタリー映画『拝啓アシタ DEAR TOMORROW』が、日本で公開されました!
初日の舞台挨拶を見るため、渋谷のシアター・イメージフォーラムへ。
デンマークから来日したキャスパー・アストラップ・シュローダー監督とも、久しぶりに再会することができました。

『拝啓アシタ DEAR TOMORROW』が描いているのは、現代日本の「孤独」です。
24時間365日、無料・匿名で利用できるチャット相談窓口「あなたのいばしょ」を利用した、マサトさんとショウコさん。
映画は、孤独を抱えていたお二人の日々を、実際に追っています。
この映画が撮影された頃は、まだコロナ禍。
キャスパー監督がデンマークから日本へ来ることができなかったため、リモートで意見交換し、リサーチをしたり、日本で必要な映像を撮影するなどのお手伝いをしました。
その後、海外と行き来出来るようになってから、キャスパー監督が来日してからは、老公が撮影現場をサポート。
私も、野田聖子大臣(当時)のインタビュー映像の英語字幕をつけるなど、本当に小さな一部分ですが、作品に関わらせていただきました。

この映画のテーマは、とても重く、決して明るいものではありません。
それでも、デンマーク人であるキャスパー監督の目を通して切り取られた日本は、とても美しく、「あぁ、世界は何て美しいんだ」と思ってしまった。
私たちが普段見慣れているはずの街や風景が、外国人監督の視点を通すと、繊細で美しく、どこか違って見えます。
それは高知で撮った「久別重逢」の時にも感じたこと。
孤独という目には見えない大きなものと、日本の美しい風景。
その対比が、深く心に残る作品でした。
劇場からもらって来たフライヤーです。


映画が完成した際、キャスパー監督に関係者試写へ呼んでいただき、作品に出演したマサトさんとショウコさんにもお会いしました。
その時に受けた印象は、聡明なマサトさんと、感性豊かなショウコさん。
お二人とも孤独とは無縁のように見えましたが、聞くと実際、生きづらさを抱えていました。
そして今日、お二人はキャスパー監督と一緒に、舞台挨拶に登壇。
この映画が世界各地で上映されたことで、お二人の人生にも、さまざまな変化があったようです。
以前お会いした時よりも、お二人がずっと前向きで、力強くご挨拶されているように見えて、その姿にうるうるしてしまいました(涙)。
この映画が、お二人の人生に新しい扉を開いたのかもしれない。
そう感じました。
キャスパー監督、本当に良い作品を作りましたね……。
舞台挨拶には、「あなたのいばしょ」を立ち上げた大空幸星さんから活動を引き継いだ、根岸督和理事長も登壇されました。
かつてボランティアの一相談員として活動していた根岸さん。
彼らは匿名のチャット相談という性質上、利用者と直接会うことはありません。
映画を通して初めて利用者のお二人に会い、その背景を知ることができた、と語っていました。
そして、今も相談を寄せるすべての人を救い切れているわけではない――。
そう話しながら涙ぐむ姿も、とても印象に残りました。本当に優しい人なんだな。。。
それを見て、またうるうる(涙)
マサトさんとショウコさんの人生が、この映画を通して大きく動き始めたように、この作品が、今、孤独の中にいる誰かの人生を変えるきっかけになったらいいなと思います。
明日9月27日(日)も、シアター・イメージフォーラムで、11時からの上映後にキャスパー監督とマサトさん、ショウコさんの舞台挨拶があります。
映画とともに、ぜひお三方の言葉も聴いていただきたいです。
大丈夫、あなたは一人じゃない。
『拝啓アシタ DEAR TOMORROW』は、シアター・イメージフォーラムほか、全国で順次公開されます。
映画公式サイト
https://unitedpeople.jp/dear/
シアター・イメージフォーラム
https://www.imageforum.co.jp/theatre/
24時間365日、無料・匿名のチャット相談「あなたのいばしょ」
https://talkme.jp/
