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映画『ヤング@ハート』平均年齢80歳のコーラス隊の歌に涙。

2008年に東京国際映画祭で上映された映画、「ヤング@ハート」を見ました。

アメリカのマサチューセッツ州にあるノーサンプトンという小さな町にある、平均年齢80歳のコーラス隊「ヤング@ハート」に密着したドキュメンタリー映画なんですが、このおじいちゃん、おばあちゃん達は、普通のコーラスグループとはちょっと違う!
ビートルズやストーンズはもちろん、ジェームス・ブラウン、トーキング・ヘッズ、アウトキャスト、レディオヘッド、ジミー・ヘンドリックス、ザ・クラッシュ、ソニック・ユース・・・・
ボブ・シルマンという50代の指導者の元で、ロック、R&B、パンク、ヒップホップ・・・様々なジャンルのレパートリーにチャレンジし、確実に彼らのものにしていっているんです

お年寄りだから、途中病気で倒れたり、亡くなってしまうメンバーがいたりするんだけど、皆さんの歌う事に対する情熱は素晴らしくて、心身ともに歌が彼らを支えていました

同じようなお年寄りミュージシャンを追ったドキュメンタリー映画ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブがありますが、彼らがプロフェッショナルなキューバのミュージシャンに対し、このヤング@ハートは若い頃プロの経験があった人から、お年寄りになってから始めて舞台を踏んだ人まで様々

世界各地で公演を行っている彼らですが、私は映画中に出て来た刑務所での慰問コンサートの時のボブ・ディランの名曲“Forever Young”にすごい胸を打たれて、涙を流して大きな拍手を送りました

今年3月には来日してコンサートをしたそうですが、いくつになっても歌い続け、人々を感動させる事が出来るなんて素晴らしい!

私もおばあちゃんになっても、歌っていたいなぁ~

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