アジア

Sac Mau Ho Quynh Huong in ホーチミン・ツアレポ4!

5/21、いよいよ本番!
演奏陣は楽屋で最終ミーティングです。

私はというと、ホーちゃんのスタイリストさんに手を引かれて、ホーちゃんの楽屋へ。
そこでホーちゃん専属のヘアメイクさん、4人がかりでヘアメイクをしてもらっちゃいました。
何だかベトナム人っぽくなったよ!?
バックステージを歩いていると、ベトナム人達から
“Beautiful!”
と声がかかります。うん?ベトナムビューティーの基準はこっち?
国によって美の基準が結構違うので、現地のメイクさんにしてもらうのが良かったりするのです。

でもさ、昨日の撮影のと素材を混ぜてDVDで使うって言ってたのに、こんなメイクも髪型も変わっちゃって良いのかな?
映像がつながらないよ!

(GQメンバー+ピアノの美和さん、シンセのさん、ドラムの工藤さん!)

いざ、本番へ。
バックステージから、気合いの入ったホーちゃんのステージを見つめます。
いきなり1曲目からワイヤーで吊られて大回転とかしちゃうんだよ!すごい!!

GQが紹介されて、先に3曲GQメンバーがホーちゃんのために演奏をしています。ヴァイオリンとのコラボもあって良い感じ
袖で順番を待つうちに、だんだん緊張して来ました。。。
数千人規模のコンサートは海外では良く体験しているけれど、
「お客さん全員がベトナムの国民的スター、ホークィンフオンのファンなんだよねぇ・・・」
と思った瞬間、一気に緊張してしまったのです

(熱狂的なホーちゃんファン。)

しかも、いつも必ず1曲は現地語で歌うのが、今回は日本語オンリー。どうやってお客さんとの距離を縮めよう。。。
ナム君がしっかり手を握ってくれて、私がステージに入るQ出しをしてくれました。

私の出番は3曲、私達のオリジナル曲でホーちゃんとのデュエット、Braveから始まりました。


彼女が1コーラス目、私が2コーラス目、そして最後は日本語で一緒にハモリます。
すっごい緊張したけど、何とか2コーラス目を歌い終わると、間奏でね、
“I love you・・・”
ってホーちゃんが言うんです。泣かせないでよ。。。私も、
“I love you, too・・・”
と返しました。。。そして、一緒に歌い終わった時は、手を合わせて。。。涙がじんわり。。。
リハから毎回二人とも涙が出ちゃうの。


実はね、英語があまり出来ない彼女とは、直接あまり深い会話は出来ない。でもね、十分なんです。
毎回、毎回一緒に歌うと心がつながる。不思議な力を持ったシンガーです。
私にとって、一生に一度会えるか会えないかのソウルメイトのような彼女

後で打上げで聞いたら、Braveではお客さんもみんな感動してたそうです。嬉しい~

彼女が楽屋に戻ってしまった後は、MCは頑張ってほとんどベトナム語で。行く前にハイチュウさんに特訓してもらったのです。
そして、ここで私の思いつき。現地語で歌わずに帰るものか!と“Bon Phoung Troi(ボンフォンチョイ)”というベトナム人なら、大人から子供まで知っている歌をアカペラで。
会場は手拍子と大合唱になりました!(というのを後でビデオで見て知りました。必死だったからあまり覚えてないんです

その後、ベトナム語で曲紹介をして、I hope soへ。
このバラード、ベトナムでとってもウケが良いんです。リハの時から、みんなに“Beautiful song!”って言われて。
ベトナムのバラードが、私達の心に沁みるように、日本のバラードもベトナム人の心に沁みるみたい。感性が似てるのかもね。

そして最後はロックのナンバー、Alfred & Juliaで元気よく飛び回って、私の出番は終わり。
その後もホーちゃんの素晴らしいステージは続きます!

(かっこいい!今回は7着の衣装を着たホーちゃん。)

フィナーレもステージに上がるので、衣装のまま待機して、楽屋で涼んだり、袖からうちの演奏陣とのコラボを見守ったり。ステージに大雨降らしたり、すごい演出の数々。。。
そして、あっという間に残り3曲。

ここから2曲は彼女の代表曲、“Tinh yeu mai mai(ティンユーマイマイ)”“Anh(アイン)”という鉄板のバラードです。ファンはこの2曲を聴きに来ると言っても過言ではありません。
袖から見ていたけど、本当に感動的でうるうるしちゃいました本当に素晴らしかった。。うちの演奏陣もさぞかし気持ち良かっただろうね~

そして最後の“月下美人”という曲で、ホーちゃんはブランコに乗って歌います。

私もホーちゃんのスタイリストに手を引かれてステージへ。メンバーも続きます。
最後は特効の花火がガンガン炊かれて、感動的なフィナーレ。ホーちゃんも涙を流しています。

私も彼女の努力の一部を間近で見ていたので、一緒に泣いてしまいました
ダンサーはもちろん、プロデューサーから、メイクさん、スタイリストさんまでスタッフ全員がステージに上がるんです。
何かいいね、こういうのもアットホームで。

・・・・とっても良いショーでしたベトナムのシンガーはみんな実力派だけど、彼女はやはり「本物」です。
そんな彼女が勝負をかけた自分のショーに、うちのバンドをキャスティングしてくれた事に、心から感謝。。。

打上げは、会場内のレストランにて。

(ホーちゃんが3.11 Pray for Japanのバングルをしてくれたよ!)

(左から、タムさんの旦那さん、舞台監督さん、しのん、ホーちゃんのパパ。)

この舞台監督さん、ベトナムでトップの音大を主席卒業した音楽業界でも有名な方だそうで、コンテストの審査員を良くつとめてるそうです。
ステージの後、舞監さんがニコニコ近づいて来て、“Shinonはgood singerだ!とお墨付きをもらったので、ハノイはもっと自信を持って歌って来ます!

明日から、このハノイ版です!行って来るね!!

(All photos by VIVI)

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