まずはベトナム側のアーティストの事から。
今回来日してくれたDan Truong(ダン・チューン)とPhuong Vy(フォン・ヴィ)。
二人とも才能あふれる、素晴らしいアーティストでした
今までGYPSY QUEENとは共演経験がない二人だったので、最初はお互いちょっとぎこちなかったけど、二人とも英語が上手だったのでコミュニケーションはとりやすく、スタジオに入ってリハした後からは、一気にぐぐっと距離が近づいて。
毎回、こういう「音楽の力」を感じられる瞬間が大好きです。
フォン・ヴィはベトナムアイドルというベトナムで大人気の音楽コンテストで3位になったという実力と人気を兼ね備えたシンガーです。
和食が大好きで、「スシ!スシ!」って言うので、元気寿司に連れて行ったら大喜び!!
機械を自分でピコピコいじってガンガン注文して、
「Shinonもお味噌汁いる?」
なんて、どっちがホストで、どっちがゲスト?ぐらいやってくれました
(お寿司屋さんでフォン・ヴィとスタッフチーム。)
ランチの時は「どういう音楽が好き?」「歌はどこで勉強したの?」なんて聞かれたりして、色々話して「一生勉強だよね~」なんて話も出来てすごい楽しかった
「東京でショッピングするために、お金節約して来たの!」
なんて、普段はとってもキュートな女の子だけど、ステージに出るとセクシーでかっこいい、バワフルなボーカリストに。
彼女の声に圧倒されたオーディエンスも多数でしたね~!!
そして、ダン・チューン。
毎年ベトナムフェスティバルが来る度に、「ダン・チューンを呼んでほしい」という声が上がる、国民的な人気を誇る男性シンガーです。
うちのメンバー達はベトナムアーティスト達の為にもバックで演奏するので、毎年恒例、私も仮歌をとっていて、フォン・ヴィちゃんの曲は比較的すらすらとれたのですが、彼の曲はホント、難しい!!
楽譜で表現出来ないようなベトナム独特の歌い回しがたくさんあります。
ギターのMachaには「これをきちんと採譜して歌ったら、すごい勉強になるよ」と予告されていましたが、ホントその通りでした。
すごい好青年という感じで、彼は大好きな香港の友人、BEYONDのWingに共通する匂いって言うか、そんなものを感じました。
彼はリハの時から、リーダーシップをとってくれて、
「こうして、あぁして」
って言ってくれて、すごいやりやすかったです。
おかげで、急遽5曲中4曲コーラスをやる事になりましたが、でもホストとしてはサポートしがいのあるアーティストでした。
本番もクオリティ高くて素晴らしかったですね~!彼が動くたびに何度黄色い悲鳴があがった事か。。。
大スターなんだなぁ~っていうのを痛感しました。
今回のこの二人も仲が良くて、いっつも思うんだけど、ベトナムのアーティスト同士って、すごい仲がいいんだよね~!前日のコラボ曲のリハでも、ダン・チューンお兄さんが、フォン・ヴィちゃんに教えてあげてたりして、微笑ましいシーンがたくさんありました。
ソロコンサートよりも、ジョイント・コンサートが多いせいなのかな?
毎年、歌手どうしの仲の良さがとってもほのぼのします♪
二人のスタッフ達も愉快な人達が多くて、打ち上げもうるさいくらい、超盛り上がりました!!
また日本かベトナムで、彼らと一緒に歌える日を楽しみにしています
(ステージ前にダン・チューン、フォン・ヴィ、GQ&サポートミュージシャンの皆さんと楽屋にて。 photo by Masato Takashima)
(All stage photos by 今橋 智裕)