今日からベトナムフェスティバルでの出来事、ちょっとずつ、つづっていきますね。
今回のフェスティバルでは、Ho Quynh Huong(ホー・クイン・フオン)とNam Quong(ナム・クウン)、二人のアーティストがベトナムから来日しました。
ホー・クイン・フオンは今まさにベトナムのヒットチャートの1位を取っている実力派のシンガーで、ナム・クウンはここ数年で一躍トップスターの仲間入りをした新星。
また今年もやって来る、素晴らしいアーティスト達との共演に、彼らの来日前夜は、なかなか寝付けませんでした。
というのも、二人とはほぼ初対面だし、ベトナムのシンガー達の歌唱力は高く、2008年に来日したMy Linh(ミーリン)はじめ、私に大きな影響を与えてくれたベトナムシンガー達との出会いが多々あったからです。
特に、ホー・クイン・フオンはミーリンに匹敵する素晴らしいシンガーだと言う事を聞いていたので、彼女とデュエットする事を考えると、かなり緊張していました
彼らが東京に着いてすぐ、ランチで合流すると、二人とも笑顔であるものの、英語もあまり通じず、固い表情。
ところが、スタジオで音を出し、一緒に歌を歌い出した瞬間、その距離は一歩ずつ縮まり。
ホー・クイン・フオンに歌を教えたというお姉さんでマネージャーのタムがずっと厳しい顔でリハを見守っていたのですが、リハ終わりに、
“You are a very good singer!“
と一言笑顔で声をかけてくれて、そこで初めて、ほっ
その晩はやっとぐっすり眠る事が出来ました。
(リハスタにて。歌うホー・クイン・フオン。)
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