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ロッキーシリーズ、ファイナルまで一気見の感想。

超有名な映画なのに、単に汗くさい男の映画のような気がして見た事がありませんでした。
でも、ちょうど昨年映画チャンネルでロッキー特集をしていたので、映画勉強中の私としては、なぜこんなに6作も続く人気シリーズなのか、一応見ておこうと思って、ファイナルまで見てみました。

実際は思い込みと違って、シリーズ通して、妻・エイドリアンとのロマンス、そしてその後は息子を含めた家族愛や友情を描いた心温まるものでした。
映画なのに、しかも勝敗はもう察しがついているだろうに、なぜか最後は「ロッキー!頑張れ!行け~!」と応援してしまうのですよね。生中継みたいに。しかも、70年代に始まった映画なのに、そんなに古臭い感じはしませんでした。

ロッキー2では、ロッキーが失明することを心配した妻がボクサー復帰を反対していて、練習に身が入らないロッキー。でも、出産後、生死の境をさまよって意識を回復した時に、
Win!“(勝って!)
とロッキーに言う妻。そうすると、俄然やる気になって、そして約束通り勝ってしまうロッキー。
あぁ、男の人って、なんて単純で可愛い生き物なんだろう、と思ってしまいました。エイドリアンから学ぶあげまん術ですね。

ロッキー3では、ロッキーを育ててくれたトレーナー、ロッキー4ではかつての対戦相手でトレーナーのアポロ、と次々大事な人を亡くすロッキー。
ロッキー4の勝利者インタビューでは、”You can Change!”と言ってモスクワの観衆の心をつかむのがとても感動的なのですが・・・あれ?どこかで聞いたようなフレーズ。
もしやオバマさんはロッキーのパクリ?(^o^)なんて。
でも、最初は敵だったロシア人をスポーツの力で味方に変えちゃうって、素敵です。

ロッキー5では、ロッキーの弟子・トミーに父親を取られた気になった息子・ジュニアと絆が壊れかけるのです。
でも最後には、息子と”Team”を組み直して、
“Thank you for being born.”( 生まれて来てくれてありがとう。)
というロッキー。しかも、このジュニア役、本当の息子セイジ・スタローンです。うーん、感動~。

そしてロッキーファイナルでは、勝ち負けよりもあきらめない心、やりとおす事が大事だと教えてくれました。

ゴールデンラズベリー賞(最低映画賞)を受賞した作品もあって賛否両論ですが、私は夫婦愛、親子愛、友情、あきらめない心、色んなものを教えてくれる素晴らしい教材だと思いましたヨ。

ロッキーがジョギングの最後に階段を駆け上ってガッツポーズするフィラデルフィア美術館前の階段は、今ではロッキー・ステップと言われているとか。

何よりも無名で極貧生活を送っていたスタローンが、ロッキーの脚本を書いて自ら売り込み、有名俳優が主役で、という条件で高い値段で脚本が売れそうになった時、目の前のお金に飛びつかず、金額をすごく落としてまでも自分が主役だという事にこだわって成功させた、という事が、あきらめない心を地でいってるなぁ~と思いました。

かつての私のように、「女子の見る映画じゃない」と思い込んでる皆さん、見てみても損はないかも。
私はスタローンの印象が変わって、その後、ランボーも見ちゃいましたからね。男の子たちが何でスタローンの真似して体鍛えていたか、良く分かりました。

Amazon Prime Videoでロッキーを一気見する。

ロッキー

ロッキー2

ロッキー3

ロッキー4

ロッキー5

ロッキー・ザ・ファイナル


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POSTED COMMENT

  1. まゆみ より:

    すっごい観てるね~。
    負けそうです

  2. xinong923 より:

    いえいえ~まゆみさんに比べたら、全然見てないです~
    映画の事、教えて下さいね~!
    でも日々、色々な事をインプットするのは大事ですよね~映画もその一環です!

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