昨日は、ラオスのシートン大使の二等書記官、ブンミーさんの送別会でした。
と言っても、オフィシャルなものではなく、GYPSY QUEENメンバー、スタッフ+カメラマンのGucchiさん、というこじんまりしたプライベートなお食事会。
それだけにブンミーさんとじっくりと話す事が出来ました。
ブンミーさんは3年8カ月の任期を終え、今週土曜日にはもうラオスへ帰国してしまうのです。
寂しい。。。。
思えば、ブンミーさんがシートン大使といらっしゃってから、私達とラオスの距離が、より縮まったと言っても過言ではありません。
以前のケオラ大使にも、大使館のイベントに呼んでいただいた事もありましたが、シートン大使が着任されて、最初に大使館にご挨拶に行った時、
「今度、ピーマイ(ラオス正月)があるから、そこで演奏してくれないか?」
と大使に聞かれて、
「もちろんです!光栄です!」
と答え、それからずっと可愛がっていただきました
大使館のイベントやラオスフェスティバルはもちろん、大使の出身地、チャンパサックにある世界遺産、ワットプー・フェスティバルへのコーディネートをしていただいたり、県知事に頼んでサワンナケートでのコンサートを実現させて下さったり。
大事な要件の時は、大使から直接携帯に電話があったりするのですが、それ以外はすべてブンミーさんを通してやり取りをしていました。
ブンミーさんはとても優秀で、仕事が早く、性格もおだやかで素晴らしい女性。
大使館の書記官であり、私たちのラオス公演のコーディネーターだったと言っても過言ではありません。
私達のアルバムユメノトビラに入っているラオス語曲”Dan Hang It Sa La“の発音指導をして下さったのもブンミーさんで、アルバム自体もシートン大使を通して、ラオス政府に献上されました。
実は、ブンミーさんはラオスにいる時、私達のコンサートをビエンチャンのナショナルカルチャーホールのVIPシートで、二回ほど見て下さっていた事が昨日になって判明。
そうだったんだ~
だから、最初から親しみ深く接して下さったのね~
来た当時は全然日本語が出来なかったのに、昨日、Akiが日本語で話しかけたら、かなり話せてました!
聞けば、業務に関してはすべて英語で行って来た(間違えるのが怖いから、とのこと)そうで、日本語を覚える必要はないのだけれど、いつの間にか話せるようになっているブンミーさんはさすが聡明!
最後に、今までのお礼を言うと、ブンミーさんは
「GYPSY QUEENは、日ラオの文化大使です。私だけでなく、大使も、ラオスの人々もみんな感謝しています。最近の若いラオスの歌手はステージでシン(ラオスの民族衣装)を着るのを嫌がる人もいるけど、Shinonさんは着てくれるから、みんなとっても喜んでいます。」
と言ってくれました
大使館に行って、ブンミーさんの笑顔が見れないのはとっても寂しいです。。。
ところで、Akiが選んでくれたお店はとっても良かったのでご紹介。
藤の個室 とうざぶろう
港区六本木3-9-8 ザ・ビー六本木B1
TEL:03-3423-6370
店員さんはみんなお着物で、藤の花をモチーフにデザインされた店内は美しい日本的情緒が漂っています。
お料理もせいろでの蒸しものを中心に、熊本の馬刺しなどヘルシーで美味しいです。
外国のお客様を、特に女性を連れて行くには良いお店だと思いました。
ブンミーさんも大喜びでした!また行きたいな~
(馬刺し。奥の白いのが私も好きな「たてがみ(mane)」。照明はGuchhiさんが当ててくれています!右はせいろ蒸し。“What’s this?”とブンミーさんが興味深そうに見ていました。)