初のタイツアーから元気に帰って参りましたっ!
私達の海外ツアーも今回で17回目。
我ながら、「物好きね~、バカね~!」なんて言ったりしてましたが、でも、情熱を持ってやっていることって、他人から見るとバカみたいって思えるものかも知れないですネ。
5泊7日でチェンマイ、チェンライ、バンコクを訪れ、ステージには合計5回立ちました。
海外では「また今度ね!」という話はいつになるか分からないということを痛感しているため、現地にいる間にやれることをやろう!会える人と会おう!というのが私達の信条。
だからもともとスケジュールはタイトなGYPSY QUEENのツアー、特に今回は長距離移動が多かったため、毎日睡眠時間は2~3時間。歌い手にとっては過酷なツアーだったのですが、何だかと~っても楽しく、あっという間に過ごしてしまいました!
出会った方々は優しい方ばかり!本当に幸せなひと時でした。
同行してくださったカメラマンのGucchiさんの写真でツアーを振り返ります。
チェンマイのライブレストランへの出演。
今回の一番のメインはチェンマイの三人の王様の像前に建てられた特設ステージでのコンサート。
メインのステージ前に、小さめのステージで演奏して、現地の人の感触をつかむ、というのが、GQ流のやり方。
今回は何のつてもなかったので、チェンマイ一の大きいステージを持つお店、German Microbreweryというビール醸造所&ビアレストランに、出発一週間前に、いきなり飛び込みで、
「120周年のコンサートでチェンマイに行くので、ステージに出してくれませんか?」
と国際電話をしてみました。
英語が苦手そうな従業員の方々が次々に電話に出て10分も待たされ、「あ~も~通じないや~、も~切っちゃおうかなぁ~」と思った瞬間、やっとつながったマネージャー・Songsakさん。
流暢な英語で話を聞いてくれ、「OK!もちろん歓迎するよ!ボクのメールアドレスは・・・」とメルアドを教えてくれて、そこから数回、出演条件などのやり取りをして、私達のタイ初ステージは決まったのです。
会場はこんな感じです。リハの模様ですが、レストランはだだっ広いすごい大きなレストランです。
本番です。
現地のミュージシャンたちとも急遽、コラボしました。
日本からいきなり電話して出演を受け入れてくれたオーナー、Songsakさんと。
いきなり、日本のバンドから電話が来て、そこからキメ細やかに対応してくれて。ご馳走になった出来立てビールの味も美味しく、一緒にジャムったハコバンのメンバーもみんな超優しいし、本当に楽しいひと時を過ごしました。
行く前からタイ人の優しさに何度となく触れ、行く前にすでにタイ人が好きになっていたのでした。
チェンマイのメインコンサート。
いよいよメインの三人の王様の像前に建てられた特設ステージでのコンサート。
今時のチェンマイの気候は昼暑く、夜は涼しい(いや、寒い!)という気候で、昼間のリハ時は日差し直撃で暑く、夜はひんやり~という体調管理が実に難しい状況でした。
でも実行委員会の方々には急遽、衣裳換えのための着替え場所をステージ裏に作っていただいたりして、至れりつくせりの対応をしていただき、無事に本番を乗り切ることができました。ありがとうございました!(^_^)
チェンマイのオーディエンスはとってもシャイ!でも、二時間近いステージを野外でじっと見守ってくれているのが途中から分かり、最後ははじけてしまいました。(^_^)楽しかった~!
チェンマイは美しい街。
チェンマイではワット・チェディ・ルアンという有名なお寺にも訪問しました。
また、タイのスペシャリストである清水千佳さんの紹介で出演した「タイのジミヘン」と呼ばれているギタリスト・TOOK(トゥック)さんのお店、ブラッセリー。
チェンマイの川沿いにある少し和風テイストの照明のあるこのお店では、TOOKさんと彼のバンドが毎日素敵なプレイを繰り広げています。日本からTOOKさんに電話した時は、ちょっぴり怖いおじさん。。。という印象でしたが、チェンマイについて電話するごとに彼の優しさが伝わって来て、お会いした時は日本好きな優しいギタリスト、という印象にすっかり変わっていました。
彼からジャムに招かれて二曲ほど一緒にプレイしましたが、一緒にステージに立っていて、あぁ、この人って本当に幸せな生き方をしてるんだなぁ~、と感じさせるプレイでした。
日本もタイも上手いミュージシャンはたくさんいても、幸せな生き方を感じさせるプレイはなかなか出来るものではありません。ホントに素敵です、TOOKさん♪
タイ、最北部の都市、チェンライへ。
チェンマイの後、続いてさらに北上し、タイ最北部の都市、チェンライへ。
チェンライではとても珍しい、純白のお寺、ワット・ロンクンへ。タイの有名なアーティストさんが建設中のお寺で、天国と地獄が両方存在してるのだとか。
そして、チェンライにプーチーファーという崖があって、ご来光や雲海が望めるタイの秘境なのですが、私たちの目的はアー写撮影。
だって、カメラマンのGucchiさんがいますからね、せっかく撮っていただきたい、と。
そして撮っていただいたのがこちら。
私が着てるアジアンな上着は、今回タイの移動中にみんなにそそのかれて買ったジャケット。これ、帰って来てしげしげ見たら、東京じゃ着れないやつっす(笑)
夜はチェンライ名物のナイトバザールへ。寒かった・・・
飛び入りでステージで演奏させてもらいました。
タイ語の曲はもちろん、「上を向いて歩こう(スキヤキ)」はタイでも有名な曲なので、演奏したら、演奏後に裏のお土産屋さんにふらっと行ったら、日本人の女性がそのお土産屋さんに嫁いでいらして、「さっき演奏していた方々ですか?」と声をかけてくださり、
「演奏聴こえました。涙が出ました」
とおっしゃってくださいました。
異国の地で聴く、祖国の歌は心に響いたでしょうねぇ・・・
たとえ顔を合わせなくても相手に色々なものを届けることが出来る、これが音楽の素晴らしさだなぁ、と感動しました。
チェーンセン郡のゴールデントライアングル。
翌日、チェンマイに戻る前に、チェンライ県の中にあるゴールデントライアングルと呼ばれる、チェーンセン郡のタイとラオス、ミャンマーが国境を接する三角地帯へ。チェンライ中心部からは1時間半くらいの移動。そこある、20もの遺跡が点在するチェンセンの大規模な歴史公園・ワット・パーサックを訪問。
映画のような景色に悠久の思いをはせる・・・
おバカな私達(笑)
ここからチェンマイ空港へ爆走し、一路バンコクへ。
首都バンコクにて、またライブ。
首都バンコクに着くと、今度は日本人のオーナー、JAYさんが営む「TOKYO JOE’S」というライブハウスに出演。
そこに来てくれたのは、私の一番最初、東京でタイ語を教えてくれたバンコクの女性、Nuntaporn(ナンタポーン)。
英語が流暢な彼女とは、三度しか会ってないのにすごく意気投合して色々な話をし、実は彼女が12月初旬でバンコクへ帰ると聞いた時には、泣いてしまいました。
でも、おかげでバンコクの素敵なライブハウス「TOKYO JOE’S」にライブを聴きに来てもらうことが出来ました。
“Shinon, don’t cry! Keep in touch!”と言ってHUGして別れた彼女とは、今後も末永く友人関係を続けていくことでしょう。
アユタヤにて撮影。
翌日は、タイの有名な遺跡群、アユタヤでの撮影。さすがGucchiさん、素敵なショットを撮ってくださいました!
アユタヤからバンコクに戻ると、以前東京で共演したタイのモーラムシンガー、ジアップのマネージャー、ウッディとランチ。
そして、無事一路東京へ・・・今回もとっても濃い~ツアーでした!
詳しいツアーの様子とGucchiさんが撮ってくれたかっこいい写真たちは、
・リーダーAkiのツアレポ
・オフィシャルフォトグラファーGucchiさんのサイト Neutral
でもアップされますので、そちらもご覧下さ~いっ!
最後にShinonのしょーもない写真発表。
ここまでは、Gucchiさんが撮ってくださった素晴らしい写真。ここからは、私が気になったしょうもない、クオリティ低すぎてごめんなさいの写真を載せます。(^_^;)
真っ白に光るお寺、Wat Pong Khun。キラキラして私好み♪
何故かタイの犬はみんな、ぐったり。お腹を見せてみんな絶対服従のポーズで横たわっています。可愛い~~♪
にょきっ!壁から象が生えてる!
ラオスの国花でもあるチャンパーの花(プルメリア)。
白しかないと思ったら、私のラッキーカラー、赤いチャンパーも発見!
チェンマイのお寺で見つけた小さな象と小坊主の像。可愛い~!(でも良く見ると悪だくみしている顔です)
最後に。プーチーファーの崖っぷちで撮影するGucchiさん。
うちのメンバー達もそうですが、やっぱ、男子は仕事している時が一番かっこいいですね。
たくさんの素晴らしい写真をありがとうございました!!
ハードだったけど、本当に楽しいツアーでした!
準備や現地でお世話になったタイ人、日本人の皆様、本当にありがとうございました!
げ!タイのジミヘン!ジミ、大変!聞きタイ!
小松さん!
そうそう、チェンマイに行ったら、ブラッセリーというお店、行ってジャムってみてください!
とっても素敵な方ですよ。
ギターはもちろん、歌も渋くてかっちょよかったです。(^_^)
おめでとう
本年もよろしく、です。
twink!さま!
今年は一緒に海外ツアー、行きたいですね~!
今年もヨロシクお願いしまーす!(^_^)