アジア

日本・カンボジア国交樹立55周年記念式典

15日の夜は、青山のカンボジア王国大使館で行われた「日本・カンボジア国交樹立55周年記念式典」にゲストとして演奏してきました。

セレモニーで1曲、レセプション会場で4曲の計5曲。
今回のオファーは、今月6日のラオス大使館での新年パーティーで演奏をしていた私達に対して、カンボジアのプー・ソティレアッ大使が「ぜひ、うちの式典でも演奏を」と、直前にいただいたものでした。

それからが、さぁ、大変!カンボジアでコンサートをやったことのない私達、もちろんカンボジアの曲どころか、クメール語の挨拶すらもよく分かりません
でも、カンボジア大使館で歌うなら、クメール語で歌わなくちゃね、ということで、早速、始動。
クメール語の先生というのは、なかなか少なく困っていたところ、頼りになるのが、やはりアジアのカメラマン、Gucchiさん
Gucchiさんの紹介で、翌日にはカンボジア人の方と連絡が取れ、その翌日、激しい雨風の中、鶴間の駅そばにあるカンボジアレストラン、「オークン」までトラ先生を訪ねて行きました。
「かくかくしかじかで・・・・一週間後にパーティで歌を歌いたいのですが、どんな曲が良いですか?」と。
トラさんは「一週間後ですか?(^_^;)」とちょっとあきれながらも、二曲ほど用意して下さって、そのうちの一曲が、私たちがとてもお世話になっている外務省の方からのご推薦の曲「アラピヤ」でした。そこで、
「これ、歌えるようになりたいんです!」
というと、トラさんは、丁寧に教えてくれました。
聞けば、カンボジアの小学校に寄付をして、井戸やトイレを作ったりしているそう。私も微力ながら、募金のビンに心ばかりのお金を入れて来ました。
トラさんはとってもあったかい人で、最後にお礼を言って握手をしたら、ジーンと来て、涙が出ちゃいました。
カンボジアに行く前から、もうすでにカンボジアが好きになってしまいそう
その日はちょうど定休日だったので、今度お食事に来ますね!と言って別れました。

その後、毎日練習して、15日の本番を迎えました。
前日に書記官の方にスケジュールの確認で電話すると、
「カンボジアのドレス着るなら、明日朝10時に大使館に来てフィッティングしましょう」と。
「(は、早っ)11時じゃダメですか?」
「ダメです、仕立てが間に合わないから」
うーむ、本番の日に早起きはつらい!(サラリーマンの皆様ごめんなさい)と思ったのですが、カンボジアのトラディショナルドレスという言葉につられ、頑張って早起き。(^.^)
私のラッキーカラーの真っ赤なドレスを本番まで仕立ててもらうことになりました。

採寸が終わって昼間大使館にいると、この期間、お正月休みで閉まっているカンボジア大使館に年配のおじ様が二人、「VISAの申請に来たんだけど。」と訪ねて来ました。
そう、ウェブくらいにしかお正月休みのインフォメーションは書いてないため、ガイドブックを見て、わざわざVISAの申請のため、青山まで訪ねていらっしゃったのでした。しかも一人の方は千葉から!かわいそう!
日本語があまり出来ない大使館の方々と、英語がお得意ではないおじ様方の間に立って、いきなり通訳係に。
そして、最後におじさんが、「ごめんねぇ、あなた関係ないのに、助かっちゃったよ。ありがとう。ところで、あなた何人(なにじん)??
はい、日本人です。いつものことで慣れていますが・・・。(^_^;)

その後昼間、軽くリハをして夕方大使館に戻ると、もうわらわらと準備が始まっていました。
そこでびっくりなことに、お世話になったトラ先生の妹さんとお姉さんに遭遇!
いや~、毎回思うのですが、It’s a small world!です。
控え室で初めて目にするプログラムを見ると、誰もが知っている有名な政治家の先生や、VIPなお歴々のご挨拶の後、日本で初めてカンボジア古典舞踊の先生になられた(すごい!)山中ひとみ先生の舞踊。そしてなぜか式典のトリで私達の演奏でした。いーんでしょうか。うーん、ちょっと緊張してきた。。。。

と思ったら、出席者の中に見慣れたお顔が!そう、ラオスのシートン大使です!ニコニコ、「ハーイ、シノーン」と声をかけてくれました。ほっとする~。(^.^)

今回は場所も限られていたので、ギターのMachaと、最近仲良しのイケメン・バンド”Peaceful clover”からギターのしゅうじ君にサポートしてもらって、アコースティックの三人編成で登場。
最近こういうシチュエーションが多くて慣れつつあるとは言っても、目の前には各国大使やVIPの方々がずら~っと。
多少緊張しながらも、英語でご挨拶していると、シートン大使がニコニコ手を振って下さって、思わず手を振り返してしまいました。これで、完全に緊張は解けてリラックス!55周年を記念して一曲、日本の歌を歌いました。
何だか、とっても気持ちよかった~~。(^.^)

(セレモニーで)

私達の演奏とともにセレモニーは閉幕を向かえ、すぐさま地下に移動してレセプション。
それと同時に楽器と機材をお引越し!(なぜなら大使館には、そんなに音響設備がないのでした。)
ご出席者の方々が、カンボジア料理を楽しんでいるところで、演奏しました。

(こんな感じで演奏しました。)

最後にそのクメール語の「アラピヤ」を歌うと、みな大合唱&輪になってダンスが始まりました。
終わるとアンコールがかかりましたが、何せカンボジア曲のキャリア一週間の私達。
「すみません!これしかできませんっ!!(笑)」
でも、
「じゃぁ、それでいいっ!(笑)」
ってことで、もう一回「アラピヤ」で盛り上がりました。
構成なんかも、その場のノリで色々変えちゃいましたが、バンドの皆さん、さすが。ばっちり合わせてくれました~。

(「アラピヤ」で歌い、踊る!)
大使館側からも、「楽しく盛り上げてくれてありがとう」と言われ、無事、終了致しました~♪

色々ご協力いただきましたカンボジア大使館の方々、外務省の方々、トラ先生はじめ、みなさん、本当にありがとうございました!

(プー・ソティレアッ大使と)
(all photos by Gucchi)

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POSTED COMMENT

  1. kiyo より:

    次はプノンペンLIVEだね!

  2. nobu より:

    ん~~。すごいなあ。
    またまた素晴らしい経験でしたねえ。
    カンボジアのドレスもよく似合ってますね。
    素敵~。
    カンボジア公演に行く日も近そうですね!

  3. Shinon より:

    kiyoさん!
    はい、今年中にカンボジアでコンサートの計画があります!頑張ります!
    nobuさん!
    カンボジアのドレス、民族的な香りがしながらも、普段のパーティでも着れそう素敵なデザインがたくさんありました~。(^.^)ぜひぜひ、カンボジアに行ったら仕立ててください!

  4. 松代 より:

    Shinonさんすごい綺麗です♪
    とっても気持ちよく歌ってるのがつたわってきますよ~
    私は人道支援のお仕事をしているので歌でもそういうことが出来るのはとてもいいことだと思ってます(*’-‘*)エヘヘ
    音楽はいいですよね!

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