ベトナム関係が一段落し、10月は本来なら中国ツアーが2本入る予定でした。
ところがご存知の通り、日中関係の悪化で2本のツアーは流れてしまいました。。。
日中国交正常化40周年の今年、中国ツアーがたくさん企画されていましたが、実現したのは4月の武漢、貴州、成都、6月の北京、武漢のみ。
その2回のツアーも、4月は武漢、6月は西寧のコンサートが出発直前に中止になりました。。。
いくら慣れているとは言え、その時もvivi社長を中心に、調整はとっても大変でした。
昨年長沙でお会いした平和堂の寿谷社長、上海でお会いした味千ラーメンの取締役広報室長、重光悦枝さん、今年6月に武漢でお会いした丹羽中華人民共和国駐箚特命全権大使、そして和僑会の方々はじめ、在中国の友人達。。。
実際に面識のある方々、またその会社が被害に遭われているのを見て、私達もとても心を痛めています。。。
それでも、私達は今後もチャンスがあれば、中国に向かおうと思っています。
なかなか報道はされないけど、中国には親日の人がたくさんいて、私達が来るのを待っていてくれるからです。
イベントが中止になってがっかりしているのは、向こうで楽しみに準備してくれている中国人の方々も同じなんです。
確かに暴動はダメ。暴力を振るっては負け。
でも、反日報道「だけ」を見て中国の事を嫌いになっている日本人は、日本の事を良く知らずに、反日教育を受けて日本を嫌いになっている中国人と大差ないなぁ、お互いもったいないよなぁ、と思います。
私が中国で歌ってなかったら、もしかしたら同じように中国を嫌いになっていたかも知れない。
でも、実際に行って会えば、日本の事が好きで、日本人にとても良くしてくれる中国人が想像を絶するほどたくさんいる事が分かります。
木を見て森を見ず、と言いますが、木の一本、一本を見る事も、時には重要。
だからこそ、Face to Faceの草の根交流は、チャンスがある限り続けていきたいと思います。
(2011年11月。長沙明照日本語専修学院にて。大歓迎してくれた先生、生徒たちと。)
(2012年4月。成都の西華大学にて。この笑顔で迎えられたら、忘れられません。)