大のコーヒー党の私ですが、ヴォーカリストのための本や声帯について詳しく書いてある本には、必ずと言ってよいほど、「コーヒーのカフェインは体の水分を奪い、体を冷やすのであまり好ましくない」と書いてあります。
でも、コーヒーの香りをかがないといらいらして逆に頭痛がしたりすることもあるので、毎日、数杯のコーヒーを必ず飲んでしまいます。
最近じゃスタバもあるけど、2001年に3週間近く中国ツアーに行った時は、どの都市でもなかなか美味しいコーヒーが飲めなくて、日本に帰ってから、「あぁ、美味しいコーヒーが飲みたい。。。!」と一番に思ったのを覚えています。
ただ、今みたいに季節の変わり目は結構調子が悪い事もあって、コーヒーを美味しく感じない事もあります。そんな日はめっきり漢方のお茶に頼ったりしています。
写真の向かって右は香港で大量に入手した「板藍根(ばんらんこん)」のお茶。板藍根とはアブラナ科の植物の根っこで、「漢方の抗生物質」と呼ばれているほど、ウィルス性の風邪などに効くのだとか。中華系の家庭では珍重されているそうです。効能は発熱、ウィルス性風邪、咽喉の腫れ、痛みだそうです。私も昨年の香港滞在中は、毎朝飲まされました。
味は薄甘くてちょっと香ばしく、そんなに「お薬」という味ではなく、比較的飲みやすいです。ちょっと風邪ひきそうだなぁ、っていう時は飲んで寝ると、翌朝体調バッチリです。
写真左は、インドネシアのお土産でいただいた漢方飲料で、beras kencur<ブラス・クンチュール>という薬草を入れたもの。
berasはお米のことで、kencurはインド産バンウコン属の香辛料、薬用植物。
のどや声のかれを治し、疲労やだるさを取り除くのを助ける効果があるそうで、生のものはすり潰して湿布にもなるんだとか。
喉がカーッと腫れて痛くなって、あ~、ちょーやばい!どうしよう!って時に、これを飲んだら、翌日ケロッと治ってしまいました。でもね、具合悪い時には、お薬だ~と思って飲めるんですが、健康な時に飲むと、私はまずくて全然飲めないのです。体は正直。不思議ですよね~。
私は抗生物質のアレルギーがあって、漢方を良く飲みます。抗生物質が大丈夫な人には緩やか過ぎて効き目が薄いのかも知れませんが・・・。
ちなみに今、板藍根飲みながら書いています。この中華のカップは中国ツアー先でもらったものなんだけど、どこでだっけ・・・??誰か他のメンバーの家にもあるはず。
季節の変わり目なので、上海ツアーにも漢方茶と「枇杷膏」は持参しま~す。(*^^)v
あ、でも枇杷膏はいつも香港か北京で買っているのですが、上海でもきっと手に入るでしょう~。