香港の美味しい乾麺、蝦子麺(蝦子麵 ハージーミン・えびめん)って食べたことありますか?香港の気軽なレストランに入った時、細~い美味しい麺が出てくる、あれ。
下の写真、向かって左が蝦子麵(ハージーミン・えびめん)。ちなみに、右の麺は全蛋麵(チュンダンミン・たまごめん)です。
蝦子麵は、名前通り、粒粒と海老の卵が練り込まれた、香り高い乾麺のことです。
今日はいつもこの麺で作っている絶品焼きそばのレシピをご紹介します。
「蝦子麵焼きそば」の絶品レシピ。
<材料:2人分>
蝦子麵:2玉
長ネギ:1/2本
ショウガ:大1カケ
にら:1/4束
むきえび:80g
塩少々
片栗粉 小さじ1/2
☆ソース☆:(水 大さじ4/オイスターソース 大さじ1.5/醤油 少々/XO醤 小さじ1/2/豆板醬 小さじ1/2(辛いのが苦手な人はなくてOK))
ごま油:少々
胡椒:少々
<作り方>
(1) 鍋に湯を沸騰させ、麺を入れて1分半ほどほぐす。ほぐれたらザルに上げ、少し水で粗熱をとって水気を切る。(かなり硬めで、ほぐれればOK。ここであまり柔らかくし過ぎると、炒める時くっつきますので注意!)
(2)長ネギ、ショウガは千切りにし、それぞれ少し(大さじ1ずつくらい)をみじん切りにする。ニラは4cm幅に切る。
(3)むきえびは、塩少々と片栗粉を加え、もみ込む。
(4)☆ソース☆:( )内の材料を合わせておく。
(5)フライパンに油大さじ2を弱火で熱し、②の長ネギ、ショウガのみじん切りを炒めて香りを出す。香味野菜の香りが出たら、中火にして③のえびを加える。
(6)えびの表面が赤くなって火が通ったら、④のソース入れて強火に。煮立ったら、①の麺を入れて、ソースを吸わせるように炒める。
(7)ニラ、ネギ、ショウガの千切りを加え、仕上げにゴマ油と胡椒を加え、ひと混ぜしたら火を止める。
このレシピも元は、昔通っていた点心教室で習ったものを、我が家流にアレンジしたもの。
残念ながら、もうこのお教室はなくなってしまいましたが、レシピは今でも参考にさせていただいています。先生は長ネギとショウガだけで上品に作っていましたが、欲張りな私はえびやニラなど他の材料を加えて作っています。
材料は応用が利きますので、お好きなものを。
でも、ネギとショウガは香りが良いので私的にはマストです!ニンニクもGOODですね。
たまご麺も同じように作れますが、私は香りが良くて断然!えび麺の方が好き。
実はこの焼きそばのレシピ、一般的な上品な二人分だと思います。
というのは、我が家はこの倍量作っても、香港出身の老公と二人でペロッと食べちゃうんですよ(笑)
太るね、あー、やばいよ、やばい。
香港のお土産でいただく美味しい乾麺たち。
蝦子麵は、ゆで汁も海老の良い出汁が出ているので、お好みの硬さにゆでた後、麺だけ取り出して、お好みの調味料と具を入れて、汁そばにしてもイケます。
これ、先日香港のプロモーターさんからお土産にいただいた永樂粉麺廠(ウィンロックヌードル)の蝦子麵。これは汁そばで食べると美味しいと言うので、汁そばにしてみました。
一玉につき、400mlのお水を沸かして2分ゆでて、麺を取り出して丼に入れた後に、ゆで汁に鶏ガラスープ、醤油、オイスターソースをちょっとずつ入れて味を調え、麺にスープをかけて、先に炒めておいたネギとシーフードを乗せて食べました。
海老の出汁が出ていて、めっちゃ深い味のスープになって美味しかった♪
そして、これも同じメーカーの辛~い麻辣蝦子麵(マーラーハージミン)。結構辛いので、辛いのが苦手な私は、蝦子麵と半分ずつミックスしたりしました。
この「寿桃(SAU TAO)」というメーカーの蝦子麵は、麺が太めで食べ応えがあって好きです。日本では巡り合えないので、香港のお土産でいただくのですけど。。。(Thick・太い)と書いてありますね。
あとは、香港の友人にたくさんいただいた鮑魚麵(アワビ麺)。これも寿桃(SAU TAO)のもの。
このアワビ麺の香りは素晴らしすぎて、やばかった。
実家で作ってあげたら、両親もハマって、行くたびに、
「ねー、アワビ麺の焼きそば、作って!」
と母に頼まれました。
実家で作ったアワビ麺がこちら↓。
他にも、セロリやもやしなども、合いますが、本当にお好きなもので作ってみてくださいね~!
この絶品アワビ麺はなかなか日本では手に入らないんですよね~。。。
香港に旅行に行った時には探してみてください!
普通の蝦子麺はいつもKALDIか小田急OXなどの輸入食品店で買っています。中華街や池袋でももちろん、買えます。
ちょっとお高めだけど、ネットでも買えます↓
香港人の老公(ロウゴン・夫)も納得の美味しいレシピなので、ぜひお試しください!