今年の5月1日に公開された香港映画、『九龍城寨之圍城(TWILIGHT OF THE WARRIOR : WALLED IN)』。
川井憲次さんの音楽コーディネートを当社で担当しましたという記事を投稿してから、2か月経ちましたが、この2か月の間に、この映画は快進撃を続け、興行収入は1億1千万香港ドルを突破し、2023年公開の香港映画歴代興行収入No.1の「毒舌弁護人~正義への戦い(原題:毒舌大狀 英題:A Guilty Conscienc)」に迫る勢いの第2位です。
総入場人数はNo.1となっていますね!
登場人物の城寨の4人の若者、林峯(Raymond Lam)、劉俊謙(Terrance Lau)、胡子彤(Tony Wu)、張文傑(German Cheung)は「城寨四子(KowloonFour)」と呼ばれ、まるで昔のF4みたいに(古い?)アイドル化していて、行くとこ、行くとこどこでも、キャーキャー言われまくっています(笑)
そんな作品をやっと、今回香港の映画館で見て来ることが出来ました!わーーい!
いやいや、音楽コーディネートしたなら、散々見てるんじゃないの?
と思うかも知れませんが、映画のポスプロ中は、透かしのマークが入った映像で、効果音やらCGやら完成していないので、グリーンバックやワイヤーなどが残ってる状態の不完全な映像をPC画面で見てますし、最終的に7.1chでレコーディングされた音楽と一緒に完成版を見る、というのは、なかなか後になってから、なんです。
今まで、香港映画のお仕事を何本もさせていただいているのに、公開時に香港にタイミング良くいられたタイミングがなかったので、現地で見るのは初体験!
大迫力のDolby ATMOS(杜比全景聲)の劇場で見られて、とても嬉しかったです♪
内容が分かっていても泣けました。いや~いい映画だ。
エンドロールに出て来る自分たちの名前もしっかり確認しながら(笑)、最後まで見ると・・・うん?早くも続編の予告?
続編あるって知ってたけど、もう言っちゃってるんだ?と思ったら、カンヌでも発表してたみたいっす。
はい!続編も、もしお仕事させていただけるなら、全力で頑張ります!
映画館の場所は銅鑼湾(トンローワン、Causeway Bay コーズウェイベイ)のタイムズ・スクエア(時代廣場)13FにあるEMPEROR CINEMAS(英皇戲院)。
打合せの合間を縫って、昼間の部を見れたので、ゆったり見れました!
タイムズ・スクエアは、ショッピングセンターやレストラン、オフィスも備えた複合施設で、インタビューやニュースのインタビューのロケ地になるなど、香港では有名な場所。
ここもなんと12年ぶりです!
2008年の「イップ・マン」の時は、ちょうど街中で宣伝されている時に行けたのですが、映画館で見て来る時間はタイミング的になかったから、リアルタイムは初体験!
自分がお仕事した映画とかCMなどの作品が、現地でタイムリーに見られるのはなかなかないので貴重な、幸せな体験でした!