だいぶ遅れての投稿ですが、先日11月17日(日)「爆風スランプ~IKIGAI~デビュー40周年日中友好LIVE”あなたのIKIGAIナンデスカ?”」に行って来ました!
会場は昔の渋谷公会堂、通称渋公、今の名前はLINE CUBE SHIBUYA。
爆風スランプの皆さんとは、
・日本や海外のフェスでお世話になっているサンプラザ中野くん、パッパラー河合さん
・中国で出会ってからの長いご縁のファンキー末吉さん
・香港のアーティスト、Wingさんとのコンサートなどでご一緒したBBQ和佐田さん
と、個々にご縁があるので、個人的にも色々な想いがあふれてコンサートを見ていました。
このブログが始まる前、2004年に赤坂国際基金フォーラムで「ASIAN Friends in Tokyo#3~亜州的朋友~」というイベントを開催し、その時、河合さんの代わりに千葉団長さんが入って中野さん、ファンキーさん、和佐田さんの3人が一緒に演奏したことがあったのですが、河合さんも入った全員そろってのステージを体感するのは初体験!
オープニングアクトは、ファンキーさんがドラムを叩く中国のバンド、「布衣(ブーイー)楽隊」の皆さん。
実は、GYPSY QUEENで2004年に北京の「朝陽流行音楽週」に出演した時に、布衣さんも出演していたんです。
ファンキーさんから「良いバンドだから、時間があったら見て」と言われて、昼間見に行った記憶があります。
そんな布衣の皆さんは、LINE CUBEのステージで、
「ボクたちは最初はライブをしてもお客さんが10人くらいでした。でも、ファンキーさんが北京に来て、貧民街に一緒に住んでくれて、スタジオを作ってくれて、レコーディングをしてくれました。それで今では、中国で一番ライブをやるバンドになっています。(ここから日本語で)日本の皆さん、ありがとうございます!」
とメンバー3人が合掌してくれて、もう爆風さん全員揃う前から泣いてる私(笑)。
そして、布衣さんの最後の楽曲は、北京語版の「リゾラバ」。途中から爆風スランプのメンバーさんも全員合流して、セッションとなりました。
そして、爆風スランプさんのステージ、スタート。
4人が合わさると、すごいパワーなんだなぁ!と本当に感激!
演奏や歌が凄いのはもちろん、ヒット曲が次々出て来て盛り上がるし、それぞれエンターテイナーだから、面白くてたくさん笑ったし(特に河合さん!(笑))、そしてやっぱりバンドっていいなぁ、と中野さんのMCでちょこちょこ泣いたりして。
最後の曲、「ランナー」の前に、今、事故に遭って療養中の初代ベーシスト、江川ほーじんさんの夢を見たお話とか。
そして、最後の2回目のアンコールの時に、中野さんが、
「このメンバーでやるのかと思ったら、リハが嫌いなボクがウキウキしてリハに行った。リハの間もウキウキ歌って、終わってからもウキウキしていた。こんな神のリズム隊と、エンターテイナーの河合さんと一緒に出来て幸せです」
というようなお話も。
そんなまるで初恋の人とデートしているような、そんな言葉を聞いて、まるで今までインターバルのあった爆風への、メンバー達への告白のような、ラブレターのような言葉で、胸がキュンとして、うるうるしてしまいました。
そして、アンコール、「大きな玉ねぎの下で」の前に、
「僕たちを次は大きな玉ねぎ(武道館)に連れて行ってください」
という言葉。
40周年を迎えた大ベテランなのに、まるで若いバンドのような熱い思いに、またまた涙。
本当に素晴らしい先輩方と人生でお会いできたことを宝物にして、これからも音楽やアジアでのエンタメの仕事、頑張って行こうと改めて思えました。
26年ぶりの新曲「IKIGAI」のために、サザンオールスターズのベーシスト、関口和之さんがジャケ写用にイラストを描き下ろしたそうです。
そして、昨日の夜中、驚いたことに爆風のメンバーのある方から、真夜中(1時近く(笑))に、
「しのんちゃん、今インスタのコメントで気づいた!来ててくれたんだ!ありがとう!」
とわざわざお電話いただきました。
本当にこんな名もなき後輩にも優しい、素晴らしい方です!(涙)ありがとうございます。
カッコイイ爆風スランプの皆さん、40周年おめでとうございます!
玉ねぎの下での公演、心から楽しみにしています!