アジア

シェムリアップでのアコースティックライブ。

カンボジアシェムリアップでのコンサートの記事がYahoo!ニュースにアップされました~!感動的な記事です。超嬉しい!!

記事の通り、シェムリアップは会場の都合でアコースティックのライブとなりました。

(Photo by Naomichi Seki)


会場を手配してくれたMr. OukLayは、「屋外の大きな会場を予定していたけれど、雨が降ったら大変だから、室内になっちゃったんだ」と何度も申し訳なさそうに言ったけれど、実は私はアコースティックが大好きなんです。

以前は、ギターのMachaと二人で「GYPSY QUEEN小楽団」を結成し、お店とかで定期的にアコースティックライブをやっていました。自分の誕生日にお店でやったりして、皆さんにお祝いしてもらった事もあります。(お祝いだけど、ちゃんと2ステージやったよ!)

(銀座のお店で。 Photo by Cho)

こういったライブでの経験は、アコースティックだけに誤魔化しが効かない分、自分の声とじっくり向き合うとても良い機会でした。

アジア各国を訪れた際、コンサートの主催者や日本大使とのお食事会で演奏したり、日本国内でも各国大使館の記念式典で演奏したり、この「小楽団」が登場する機会は多く、私がアジアで歌っていく中で、アコースティックは切っても切り離せない一つの顔でもあります。

2002年、初めて訪れた重慶では、会場となった西南政法大学の副書記長らが本番前に催してくれた昼食会で、Machaと四川省の民謡「康定情歌」を演奏しました。すると、日本から来た得体の知れないロックバンドに対して、今まで堅い顔をしていた大学の幹部の方々の表情ががらりと変わり、大きな拍手と大きな笑顔をもらいました。
そして、その日の夜の本番は感動的に盛り上がり、それ以来、重慶には毎年のように足を運ぶ事になりました。

また、2007年に、タイの北部、チェンライを訪れた時の事。
ナイトバザールでアコースティックをやっていた地元のミュージシャンにギターを借りて、飛び入り出演させてもらいました。
私たちが日本のスタンダードな曲を演奏し、さらに「サオチェンマイ(チェンマイの娘)」というタイ北部の曲を演奏すると、ギターを貸してくれた地元のグループが、お返しに日本の曲を演奏してくれたり、と楽しい交流がありました。

その後、ステージ裏の方にあった一軒のお店に行くと、そこには日本からチェンライに嫁いだ日本人のお嫁さんがいて、彼女は私たちの演奏した日本の歌を聴いて、日本を思い出して涙を流したと聞きました。
あぁ、たった一本のギターと歌で、色々な交流が生まれたり、人の心を動かす事ができるんだなぁ、と思って、すごく感動した経験でした。

そんなわけで、今でも、アコースティックに立ち返ると、自分がどうして歌を歌っているのか、実感できるような気がします。

今度、アコースティック版・LOVE Asiaやりたいなぁ~と思っています。
出演希望者は連絡下さい!(^.^)/~~~(勝手に募集)

(2007年、タイ北部・チェンライのナイトバザールにて。ぱっと見、ステージは普通っぽいけど・・・・・・・・実は・・・・・・

(こんなにタイ風ステージなのでありました。派手!(笑) Photo by Gucchi

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