アジア

重慶ブルース

今回、四川大地震のチャリティで重慶へ訪れますが、重慶を訪れるもうひとつの大きな目的「重慶ブルース」という曲の演奏があります。

以前、朝日新聞さんにも取材していただいたので、この重慶ブルースのエピソードをご存知の方もいると思いますが、重慶には重慶を愛する日本人、重慶ゴジラさんという方が住んでいます。
重慶火鍋というサイトを運営されていて、重慶を訪れる日本人のために、様々な重慶情報を提供して下さっているのです。
実は今のゴジラさんは二代目で、初代ゴジラさんは4年前、ご病気で亡くなられてしまいました。

初代ゴジラさんは重慶をこよなく愛し、サッカーのアジアカップでの反日報道以来、日本での重慶のイメージが悪化している事に胸を痛め、重慶の良いところをもっと日本の人達に知ってもらおうと、重慶の生の情報を提供し続けていらっしゃいました。
私達の重慶でのコンサートの事もサイトで告知して下さったり、実際にコンサートに足を運んで下さったり。
2005年の12月に重慶に訪れた時には、リーダーのAkiと電話で会話したものの、「腰が痛い」とおっしゃっていて、残念ながらお会いできませんでした。その時に「また重慶に来ますから、お会いしましょう」と約束をしました。
ですが、その約束が果たせぬまま、翌年3月6日、ゴジラさんは天国へ旅立たれてしまいました。。。

亡くなられた後、遺品のギターケースの中から、「重慶ブルース」という歌詞とコードを書いた紙が出て来たそうです。
それを奥様が私達に送って下さり、メロディをつけてレコーディングして、それをプレゼントしました。
「いつか、重慶に演奏に行きます!」と約束して、ずっと重慶には行けていなかったので、今回はその約束をやっと果たせる事が出来ます。

昨年、蘇州で演奏した時に、このエピソードを観客の皆さんに話して演奏したら、静かな曲に関わらず、手拍子がすごくて泣いてしまいました。
そして、今九州に住んでいらっしゃる初代ゴジラさんの奥様が、先日、私達の支援している四川大地震チャリティに寄付をして下さった、という話をうかがって、すでに泣いちゃいました。
そしてそれを、重慶で演奏したらどうなってしまうのか、今からドキドキしますが、ゴジラさんの愛した重慶で、ゴジラさんの書いた歌詞を代わりに口に出して歌うのは、責任重大!でも、きっとそばで助けて下さるんじゃないかと思います。

そして、二代目重慶ゴジラさんとそのお仲間にお会いできるのも、本当に楽しみにしています。
頑張って歌います!

(2004年 重慶・珊瑚公園露天劇場にて)

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