アジア

NHK「こころの時代」カンボジアのお話。

お正月に、カンボジア人女性久郷ポンナレットさんからお年賀メールをいただきました。
ポンナレットさんは、私にクメール語の歌を教えて下さってるトラさんのさん。そのメールには、ポンナレットさんが、NHKの番組に出演される、というお知らせが書いてありました。

その番組とはNHK「こころの時代 ~宗教・人生~ 母の祈りに支えられて」

6日に放映された番組ではポル・ポト時代両親も、そして兄、姉、妹きょうだい4人も失って、過酷な強制労働を強いられ、その中を生きのびて、日本に留学していたお姉さんの元に、お兄さん達とやって来たポンナレットさんご家族の事を紹介していました。

歴史に弱い私でも、「ポル・ポト」「クメール・ルージュ」の単語くらい知っているし、どんな事をしたか多少の知識はあったものの、歴史のヒトコマのようにとらえていました。それを直に体験したポンナレットさんの口から語られる生々しいお話はショッキングで、涙が止まりませんでした。

普段はすごい明るい、笑顔の素晴らしいご兄妹なので、私にとってそのお話しは強い衝撃でもありました。
でも、身近なアジアの友人に起こった出来事を、しっかり受け止める事が出来て、このお話が聞けて良かったと思います。

この番組は2月14日(月)NHK教育テレビ 14:00~15:00に再放送されます。
ぜひ皆さん、見て下さい。

(2008年 国交樹立55周年のセレモニー、カンボジア大使館にて。ポンナレットさん(ピンクのドレス)とお姉さんのセタリンさん(奥)と。Photo by Gucchi

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