料理

男子厨房に入るべし!

最近こそ、お料理をする男性はかっこいいなんて言われているけど、昔は「男子厨房に入るべからず」で、一般的に料理する男性は多くありませんでした。

我が家の父も例外ではなく、単身赴任生活を数年していたにもかかわらず、今もってほとんど料理らしい料理ができません。
単身赴任中は、毎週金曜日の夜に車で帰って来て、日曜日の午後になると母が一週間分のお惣菜を作り一食ずつ袋に小分けにし、父はそれを持って帰って冷凍庫に入れます。ウィークデーはご飯だけ炊いて、その小袋のおかずをレンジでチン!するだけ、という一人暮らしなのに至れり尽くせりの食生活でした。

どこのお父さんもそんなもんかなぁ~と思っていたのですが、私が家庭料理を習っているお料理教室・ベターホームでは、結構年配の男性を見かけます。
何と、学校には「60歳からの男の基本料理の会」というのがあって、会社を退職されたおじ様達がお料理を習っていて、しかもそのコース、結構人気なのです。

そして最近見つけたのが、そこに通っていらっしゃる曽根さんのブログ「僕の料理体験」
会社員時代はお料理経験がなかった、まさに家の父のような曽根さん。でもお料理教室も4年目に入り、すっかりお上手になられている様子。
少し読んでみたらとっても面白くて、全ページ読破し、何と有名人にファンレターも書いたことのない私が、曽根さんご本人にメールを送ってしまいました。

教室での同い年くらいのおじ様達とのやりとりや、「我が家で実習」のコーナーでの奥様とのやり取り等、自分の両親と同年代なので親しみ深く、また会社では偉かったでしょうに、いざキッチンに立つと失敗とか心配とかなさっている姿が面白く、ちょっと可愛いらしく(すみません!)思えたりして、ほのぼのしてしまいます。
料理を始めてからミキサーがないことに気づき、奥様は出かけてしまっているし、さぁどうしよう!ってなったり。。。

家の父に「こういう教室があるんだよ!」って話したら「ママがお料理上手だから、僕はやらなくていいの」とか言って、やる気ゼロで母もがっかりしていました。。。

父の年代の男性がお料理を始めることの良さは、退職後の有意義な趣味になるだけでなく、奥さんを骨休めさせてあげたり、共通の会話が増えたり、そして何より今までずっと食事を作り続けてくれた大変さが分かって、奥さんへの感謝や尊敬の気持ちが生まれることではないでしょうか?とっても素敵なことだと思います。ボケ防止にもなるそうです。

奥さんもきっと喜ぶ「男性の料理教室」。通ってみてはいかがでしょう?

(下手うまイラスト by しのん画伯)

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POSTED COMMENT

  1. ONE-ZERO より:

    ときどき厨房入ってます。最近は肉じゃが作って
    思った以上に好評でした。

  2. Shinon より:

    ONE-ZEROさま。
    肉じゃがとか作っているんですかぁ?
    奥様、お幸せですねぇ~♪
    これからも、じゃんじゃん厨房に入って下さいませ。

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