アジア

ベトナムよりただいま!&Happy New Year 2009!

ただいま!新年快楽!!大晦日にベトナムから帰国しました!
2008年最後の海外ツアーは成田空港に着いた瞬間から変更に次ぐ変更で、ドタバタとした訪越となりました。

サッカーの試合の影響などもあり、結局ハノイでのコンサートは中止に。。。
変更に慣れっこの私たちでもちょっと驚くような事態に、スタッフ達は大慌て。特にマネージャーのviviちゃんはベトナム側と日本のアーティスト側の間に立って、とっても大変そうでした。
でも、せっかく来たのだから、文句を言ったり、愚痴を言ったり、誰を責めても仕方がなく、与えられたステージを頑張るのが私たち、GYPSY QUEENの役目。どんな事態もマイナスな事を言わずに前向きに消化していけるメンバーは、さすが20回を数える海外ツアーの修羅場を一緒にくぐり抜けた頼もしい仲間達です。
それは、ひとつのステージを作るのに、見えないところでどれだけ多くの人が係わってその場に立たせてもらえてるか、分かっているから。
今回もベトナムの記念すべき素晴らしいステージに立たせてもらえる事に感謝して精一杯歌って来ましたヨ。みんな、ありがとう。

ホーチミンのコンサートで、“I hope so”(アルバム”SILK”より)を歌ったシーンはこちら。(コーラスのニーニョが素敵なピアノを弾いてくれています)

このコンサートの模様は現地テレビの国営放送で生放送されていたので、その映像が見れたらなぁ~♪
また、ステージの模様をカメラマン、萩原丈司さんが撮影してくれました!
素晴らしい写真はこちら。

最後の曲では、トップアイドル、Hien Thuc(ヒェン・トゥック)が友情出演してくれました。ありがとう!

(楽屋でネイルを塗ってくれる優しいヒェン・トゥック)

また、コンサートの後はUnlimitedというベトナムのパワーメタルバンドのお誘いで一緒にご飯を食べに行きました。
話を聞くと、彼らは普段は各自バラバラのお店で演奏していたり、ボーカリストはレコーディング・エンジニアをしたりしているそう。会場のサウンドチェックの時に、どうしてボーカリストがPA卓のそばで指示を出しているのか不思議に思ったら、彼はエンジニアだったのです。
ベーシストは手作りの7弦ベースを弾きこなすテクニシャン。聞けばお店ではラテンなんかをやってるんだって。他のメンバーもお店ではポップスやオルタナティブ、各自色々違うジャンルをプレイしている。
「なるほど!メンバーみんなのバックグラウンドが違うから、あなた達の音楽はミクスチャーされて、面白いんだね!」
と話したりして、超仲良くなりました~。また、ホーチミンに行ったら、一緒にやる事でしょう。

今回、一緒に日本から参加したのは浅見ユウコちゃん。
超可愛いうさぎちゃんみたいなので、「うさぎちゃん」と呼んでいました。(最後は「うさぎっ!」と呼び捨て(笑))
時にはギリギリまで予定が決まらないアジアのやり方に、GQメンバー、スタッフは慣れていますが、普通は「どうなってんの?」「最初の予定と違うじゃん?」「聞いてない!」とか色々言いたくなるものです。でも、初めての訪越のユウコちゃんとマネージャーさんはそんな事聞きもせず、ずっと明るい顔で前向きに旅を楽しんでくれました。これも素晴らしい才能だよなぁ~とつくづく。彼女たちには本当に救われました。

(会場の下見にて。マネージャーのviviちゃん、ユウコちゃんとShinon)

また、今回はベトナムの留学生、Maiちゃんが学生とは思えない働きでベトナムと日本の間に立って動いてくれました~大きなトラブルがあったので、日越両国の板挟みになってとっても大変だったと思います。
ハノイのお家にお伺いして、Maiちゃんのご両親の会社の社員の方々がベトナム料理を作っているのをお手伝いしたりして楽しかった~!
私が「美味しそう~!」を連発してたら、キッチンでは「オイシソウ~!」が大流行しちゃいました。
Maiちゃん、素敵なご両親とおばあちゃん、従業員の皆さん、どうもお世話になりました!

(Maiちゃんファミリーと。可愛いおばあちゃん!)

そして、ハノイではMy Linh(ミーリン)と、ホーチミンではHien Thuc(ヒェン・トゥック)と、9月に日本で共演した両スターと再会し、美味しいご飯に連れて行ってくれました。
二人とも、今回のハノイのコンサートの中止などを、申し訳なく思ってくれていて色々とフォローしてくれました。彼女たちには何の関係もないのに、その気遣いはさすがベトナムを代表するシンガー達だなぁ。。。と。感激です。
ハノイ、ホーチミンでは、初めてのベトナムツアーの頃から毎回お世話になっている福川さん、そして、ホーチミンでは私の最初のベトナム語の先生、Linhさんや、毎回記事を書いてくれる新聞記者のVan Anhさん、小学校を周った時に一緒になったRiverに再会したり・・・・待っててくれる人がいるって、本当に幸せな事です。

コンサートの合間にホーチミンでは、「SOS子供の村」というところに行きました。
ここは、ベトナム各地にある孤児院のような施設。普通の孤児院と何が違うかと言うと、村の中にはたくさんの普通のお家があって、そこには必ずお母さんがいて、孤児達のお母さんになるという事。お母さんは結婚もせず、自分の人生を孤児達の育児に捧げるのです。その話を聞いただけで、もう涙が出そうでした。真似できない尊い心。無償の愛。
みんなでお土産を持って各家を周って歌を歌ったり遊んだりしました。自然と手をつないで来たり、膝に乗って来たりする子供達は元気で可愛く、親のいない悲壮な感じはみじんもありませんでした。それはお母さんと兄弟がたくさんお家にいるからなのかな?
中には、村からお嫁に行って、孫を産んでお母さんの元へ里帰りしている女性もいました。お母さんにとっては孫なのです。本当の家族みたいに、深い絆と愛情で結ばれている。家族間で殺人などのトラブルを起こしている日本の社会を彼等はどう思うんだろう??

ここで、忘れがたいエピソードがありました。各家を周る途中で、一人のちょっと太った元気な男の子が私の手を引いて、家に来い、来い、というのです。でも、時間も限られていて、周る順番も決まっていたため、時間切れで彼の家に行く事が出来ませんでした。
さぁ、もう帰るよ、という時に、彼が強引に私の手を引っ張って、「ちょっとでいいから来て!」と。
みんなに「帰るよ!!」と言われて、焦りを感じながらも、彼の家に一緒に行くと、お母さんがびっくりした顔をして出てきました。
そして、少年に引っ張られて入った部屋には、小さなキーボードが
そうか、彼は練習しているキーボードを日本から来たミュージシャンに聞いて欲しかったんだ、と。
彼が楽譜を開き、キーボードの伴奏機能に合わせて弾き出しました。私も楽譜を見て即興で合わせて歌います。そして、最後は私も手を出して弾いて連弾状態に。
最後は大喜びのお母さんと、そこのファミリーと記念撮影。
強引に私を連れて来ちゃった男の子は悪いと思ったのか、村の出口まで私の手を引きながら全力で走って送ってくれました。
今思い出してもぐっと来る出来事でした。彼はこれからますますキーボードを頑張ってくれるかな~将来、ホーチミンのライブハウスで共演したりして、なんて彼の将来が楽しみです~♪

(SOS村の子供達と)

こんなドタバタしたベトナムツアーでしたが、日本から現地まで応援に来て下さった応援団の皆さん、現地で迎えて下さった皆さん、ベトナム/日本のスタッフ、メンバーのおかげでとても良い2008年の歌いおさめが出来ました。
今年も感謝しつつ、いつも何事にも全力で向かいますので、皆さん宜しくお願いしますネ!!

(All photos by Takeshi Hagiwara)

アーカイブ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA