すっかり遅くなりましたが、10/8(日)は、急遽、「Vietnam PHỞ Festival 2023」に出演させていただきました!関係者の皆様、そして連休の日曜日の中日の雨の中、来てくださった皆様、どうもありがとうございました!
いただいた写真をざーっとアップさせていただきます!
(All photos by Masayuki Sato)
今年初めて、久々のフェス出演でしたが、ベトナムは、私の音楽人生にとって、とても大切なものをたくさんくれた国なのです。
2001年から中国で活動を始めた私達は、2002年にモンゴル、2003年にASEANと活動範囲を広げて行きましたが、2005年、大きな壁にぶつかります。
2005年-----中国で大きな反日活動がありました。
そんな私達に新たなご縁をくれたのが、ベトナムでした。
2006年のASEANツアーで、国民的スター、Lam Truong(ラム・チューン)と共演し、翌2007年のホーチミンツアーでは、今回、Pho Festivalに来日したHien Thuc(ヒエン・トゥック)と共演。
2008年からはベトナムフェスティバルが日本でも始まって、長年、そのホストバンドとして、ベトナムアーティスト達と関わって来ました。
2008年のベトフェスは、一緒にベトナムのアーティスト達のレベルの高さに心が折れて、引退の覚悟までしました(その時の話も以前書きました)。そこから引っ張り上げもらって、今まで何とか続けて来れました。
そして、ベトナム各地でのコンサートや、日本のベトナムフェスティバルで演奏を聴いてくれるベトナムの観客の皆さんは、ステージに対してまっすぐ向かい合って、良いパフォーマンスをすると心から楽しんでくれます。そして、少しでも出来が悪いと、その反応は如実に分かるのです。ベトナムの皆さんは、歌手の歌唱力にはもちろん、ネイティブであるベトナム人歌手のベトナム語の発音が悪いと、批判をすると聞きます。それだけ厳しい観客なのですが、一度良いと思ってもらえると、心の底から歓声を上げて応援してくれるんです。そんな熱い人たち。
ベトナムの皆さんは、本当に音楽が好きなんだなぁってつくづく思います。
そして、今まで出会って来た数々の素晴らしいベトナムのシンガー達。
ベトナム人シンガーは、本当に歌も、パフォーマンスもレベルが高く、リスペクトせずにはいられません。彼ら、彼女らからたくさん勉強させていただきました。
そして、その中でも初めて一緒に歌った女性シンガーは、Hien Thucでした。
今回、束の間だけど、彼女に再会出来て、一緒に歌えて、本当にスペシャルな日でした。
素晴らしいひと時をありがとうございました!